心理カウンセリング、催眠療法、NLP、セラピールームsora

子育てをしていると、たくさんの「うまく行かないこと」にぶつかると思います。「朝、起きてくれない」「勉強をしたがらない」「忘れ物が多い」「自己主張ができない」等はほとんどの親が共通して持つ悩みです。もし、この悩みが改善できる方法があれば素晴らしいことですよね。もし全部の悩みが解決できないとしても、たったひとつのことでも改善できれば、それは親としての自信にも繋がると思います。

子供が変化するためには、まず、親が変化すること。
子供に声をかける「親」が変化すれば、子供は必ず変化していきます。


全ての親や教育関係者が、
子供の一番のカウンセラーになって欲しいと願っています。




北風と太陽

北風と太陽が、どちらが強いか、チカラ自慢をしていました。
僕はどんなものでも吹き飛ばせる。だから僕はキミより強いよ。と、北風は言いました。
太陽は言いました。なるほど。ホントにそうかな?
そうして、2人はチカラくらべをすることにしました。

よし、あそこから旅人が歩いてくるね?
あの旅人の服を脱がせた方が勝ちだ!
まずは僕からだ! と、北風は言いました。
そして、思いっきりちからを込めて「びゅー!!!」と風を吹き付け、
旅人の服を吹き飛ばそうとします。

旅人はその強風と北風の冷たさに、コートの衿を掴んで
吹き飛ばされないように頑張ります。
いくら強く吹き付けても、旅人のコートを吹き飛ばすことはできませんでした。

さぁ、次は僕の番だ。太陽は言いました。
そして、ポカポカとあたりを照らし始めました。
冷え切っていたその場所はみるみる暖かくなり、
やがて旅人はコートを脱いでしまいました。


北風と太陽は、私の大好きなお話のひとつです。
何かをさせたいとき、強い力で無理矢理に吹き付けなくても
暖かく、ポカポカにしていれば、自然とそれができる子供が育ちます。
子供の気持ちになって考えてみることから始めてみましょう。
もちろん、簡単なことではありません。
しかし、今と少しだけやり方を変えるだけで、子供の心は大きく成長します。





●あなたは素晴らしい!
まず、最初に言わせて下さい。
このページを読まれるお父さん、お母さんは、子育てに興味があり、そして真剣に向き合える方だと思います。それだけでも、他のお父さんやお母さんに比べてとても素晴らしいと、私は思います。このページを開いてくれてありがとう。
これからの子育てが変わるように、そして子供の心の成長の手助けになればと思います。



●どんな子供に育って欲しい?
心理カウンセリングをしていると、たくさんの傷ついた心を抱えたご相談者とお逢いする事になります。その多くの方に共通するのが、幼少時から少年期にかけて親からの絶対的な愛情不足や自信を奪い去ってしまうような親からの言動が多いことです。これは発達心理学から見ても同じようなことが言えます。
自信のない子に育って欲しい、自分の存在価値に気づけないように育って欲しい、いつも不安を抱えているような子に育って欲しいと願う親はいません。
しかし、親の言動のひとつひとつが子供の傷となり、自信を持てない子を育てているとしたら、今すぐにでも子育てのやり方を変えるべきだと思います。



●親の役割は、子供のサポートすること
子供に接するとき、優しさや愛情を持って接するのはとても良いことです。しかし、それだけでは十分とは言えません。子供の心を成長させるには、ある種のテクニックが必要となります。大丈夫です、そんなに難しいテクニックではありません。親から子供に掛ける言葉を、ほんの少し変えただけでも、子供は大きく変化し始めます。
親の役割は、子供に言うことを聞かせたり、子供のやるべきことを代行することで、その日一日を無事に終えることではありません。子供の言うことに耳を傾け、承認し、夢を広げ、やる気を育てること。自信を持って何かをやり遂げられるようにサポートすることです。












魚を与えるより

魚の釣り方を教えなさい



●魚の釣り方を教えること、釣りの楽しさを教えること
ずっと以前、とある企業コンサル会社に打ち合わせに行った時のことです。その会社の企業理念が上記の言葉でした。私はその言葉に大変感銘を受けました。(もとは西洋の諺らしい)
この言葉は、なにも企業コンサルに限定されることではなく、教育や子育てにも同じ事が言えると思います。
すでに魚の釣り方を知っている人(大人)が、子供に魚を与えるのは簡単なことです。そして、魚を貰った側からすれば、自分で釣りをすることもなく魚が手にはいるわけですから、きっと感謝するでしょう。しかし問題は、いつまで経っても自分で魚を釣ることができないことです。もし、子供がやる気を出して「魚を釣ろう」と思ったときに、親が取り上げていませんか?
確かに魚の釣り方を教えたとしても、すぐにできるようになるはずは有りません。魚が釣れるまで何日も我慢強く見守りながら待つ必要が有るかも知れません。時には釣竿を取り上げて、代わりに釣ってしまいたい気持になるかも知れません。そんなときはこう思って下さい。
「釣り方さえ教えれば、あとは自分でできるようになる」と。

魚釣りの例え話だと分かりづらいかも知れませんので、具体的に、日常に有るようなお話をさせて頂きます。
例えば、子供が親の真似をして、掃除機をかけたがる時があります。
その時に、代わってあげればいいのです。
そして、できたことをほめてあげればいいのです。
「偉いねー」「キレイになるねー」「キレイになると気持いいねー」等々。

忙しい時や隅々まで綺麗にしたいとき、時間のないとき、心に余裕のない時、とてもこんなことを言える状況ではないと思います。できるときだけで構いません。心に余裕のある時だけで構いません。

逆に子供のやる気を奪う言葉がけは簡単です。
「うるさい」「邪魔だからあっちに行ってて」「ほら、ここができてない」「ダメだなー」等々。日常でやってませんか?
そうやって育てられた子供は自分に「できない子」というレッテルを貼ってしまいます。何をやるにも自信がなく、不安で、やる気のない子に育ってしまいます。

相手は子供です。大人に比べればできないこともたくさんあるのは当たり前です。しかし、大人になったあなたにできていないこともあります。それは「いいところ探し」です。悪いところ、できていないところを探すのなんて簡単です。誰にでもできます。
親は子供のサポートをする上で、子供のやる気を育て、できているところを探して上げましょう。

親に求められるのは、子供の手助けをするヘルプではありません。
子供のやる気を育て、自分で自信を持ってできるようにするためのサポートなのです。