読者からの手紙
今日は読者の方からとても感動するお手紙を頂きましたので、皆さんにシェアさせてください。
ポストに!
夕方、心理コンサルティングが終わり、お客様をお見送りしたついでにポストの中を覗いてみると、見慣れない封筒が。
「思い出したくもない、ツラい過去にサヨナラする本」を出版してくださったこう書房様からで、宛名の下に「読者からの手紙在中」と書いてあります。
なんで、このメール全盛の時代に、わざわざ手書きの手紙なのかなぁと考えながら開封。
お世辞にも綺麗な字とは言えない文字で宛名が書かれていました。
何だろう??と、こちらも開封。
感涙! 人生の宝物!
読んでみると、なんと中学一年生の頃から精神科に通っていたそうです。
文面には、
カウンセリングに通っているが、なかなか上手く行かないことや、拙著を読んで少しやる気が出たこと、バイトを始めてみたことなどが書かれていました。
図書館にリクエストして入庫してもらい読んだそうです。
(I県のどこかの図書館には拙著が置いてあります!)
そして、「自分と同じように苦しんでいる人の心の支えになるから、また本を書いてください。本当にありがとうございました」と締めくくってありました。
便箋3枚にびっしりと並んだ文字。
綺麗とは言えないけど、力強い文字に頼もしさを感じました。
わずか13歳の頃から精神科に通わなければならないような環境で育ったことを思うと、胸が痛みます。
そして、人生をわずか十数年しか生きていない少年が、わざわざ、私なんかのために手紙を書いて応援して下さったことに感動で涙が止まりませんでした。
自分の人生がツラい中、見ず知らずの作者を思いやることのできる、このW様は、とても素直で素晴らしい方だと思いました。
この手紙に書かれていた内容は、
先生の一生の宝物です!
本当にありがとう!!
先生からもお礼のお返事を出したかったのですが、残念なことに住所もメールアドレスもなかったのでお返事することができません。ごめんなさい。
なので、いつか、I県のW様このページを読んでくださることを祈っています。
W様、本当にありがとうございます。
あなたは人を思いやることのできる純粋な心を持った人間です。
環境的には問題もたくさんあると思います。
ツラい時、苦しい時、悲しい時、たくさんあるでしょう。
でも、負けるな。
いつでも、キミの味方はいるよ。
この世は縁で回っている?
「この本を書いたの、何年前だっけ?」久々に自著を手に取ってみました。
2016年3月初版です。(その時は出版記念セミナーもやりました)
そして、このお手紙を頂いたのが2018年3月。
なんと2年も前に書いた本を手に取って読んでくださり、そしてお手紙まで下さる方がいらっしゃることに感謝の念が絶えません。
人と人は、どこでどのように繋がっているのかわかりませんね。
そして、出版を通じて色んな人に影響を与えることができるなんて、本当にありがたいことです。
2500年前に戻ってブッダさんに話をしたら、超絶うらやましがると思います。
昔は本がなかったので、自分の教えを伝えるために、自分の徒歩圏で歩ける範囲の人にしか、自らの言葉で伝えることができませんでした。
(後世の人が書き残した本はありますが、ブッダの教えは歪められている部分もあります)
ブッダさんも現在生きていたら、生きることの本質をたくさん出版して自筆で残していたと思います。
でもね、大丈夫。
ブッダさんの言葉の一部は、私や他の作者によって、現在でも新しい人に伝わってますよ。
著者からのお願い
そして、このW様のもう一つの功績。
「その手があったか!!」と思ったのは、図書館作戦です(笑)
著者からのお願い。
皆さんも図書館に行ってリクエストして入庫してもらってください。
販売部数なんてどうでもいいです。
私は儲からなくていいです。
ひとりでも多くの方に読んで頂き、どこかで誰かの小さな心の支えになれれば幸せです。
拙著を手に取ってくださった方々、本当にありがとうございます!!