催眠療法とは?|ヒプノセラピー

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催眠療法(ヒプノセラピー)

おススメ度:★★★★☆
催眠療法とはヒプノセラピー(Hypno Therapy)の訳で催眠を用いる精神療法のひとつです。
催眠療法自体は安全なため欧米でも国家資格はありませんが、米国には催眠療法の博士号があり研究・学問の対象となっています。
心理的な悩みを改善する目的で行われる催眠療法は、娯楽を目的としたテレビで行われているショー的な催眠術とは大別されています。催眠という言葉が誤解を受けやすいのはTVのショー的な催眠術の影響が強く、超能力や魔術のような不思議な力のように受け取られがちですが、催眠は心理学や脳科学に基づく学問です。

催眠状態とは暗示を受けやすい変性意識状態のひとつです。
なにか特別な状態のように聞こえますが、リラックスして心地よく何かに集中している状態に近く、誰もが自然に体験しているような状態です。時間の湾曲などは誰もが体験したことがあるでしょう。
楽しい時間はあっという間に過ぎますし、苦痛な時間はなかなか過ぎていきません。楽しく遊んでいる時間は過ぎ去るのが早いですし、電子レンジで加熱している時の1分間はとても長く感じるものです。時間は誰にも一定に流れているはずなのですが、状況次第で長くなったり短くなるように感じることを時間の湾曲といい、これも変性意識状態のひとつです。

人間の意識は非論理的な潜在意識(無意識)と論理的な顕在意識(通常の意識)とで構成され、潜在意識は実に9割を占めるとも言われています。非論理的な考えというのは理性で制限されない自由な考え方です。しかし、社会生活を営む上では何かしら論理的な理性で制限をかけていることが多いものです。この無意識と意識の葛藤が生きづらさの多くを生み出しています。
催眠療法は潜在意識下(無意識下)で行われている葛藤に向き合うことに優れ、短時間に変化を促すことができます。

催眠療法では前世療法やインナーチャイルドセッションのようにイメージワークを使った手法が主になりますが、SFAと組み合わせれば、例えば原因不明の痛みや耳鳴りなどの心身症などの場合、その痛みや耳鳴りを外在化し、直接、痛みや耳鳴りと話すことで、短時間で原因がわかりアプローチしやすくなります。

これまでの古い催眠療法の考え方では深い変性意識状態へ誘導しポジティブな暗示を繰り返すということが定常的に繰り返されてきましたが、その方法ではほとんどの方に効果はありません。
新しい催眠療法の考え方では、感情や欲望を押さえ込んでいる理性の働きを変性意識状態に誘導することで弱め、本当に自分が望んでいることや自分が思っていることに気づくことをメインとするものです。この“気づき”こそが重要で、自分の人生をどのように作っていくのかのモチベーションとなるのです。


顕在意識と潜在意識

意識には、自分でも理解できる顕在意識と、自分では意識できない潜在意識(無意識)の部分があります。
顕在意識とは理性的な働きをしますので合理的な判断ができます。これは大人の思考。車に例えるとブレーキの役目です。
一方、潜在意識とは自分でも押さえられないリビドーや感情のことです。これは子供の思考。車に例えるとアクセルの役目です。

アクセルだけでは暴走してしまいますし、ブレーキだけではどこへも辿り着きません。
さらには、「頑張らなければ!」と思いっきりアクセルを踏みながら、同時に「本当はやりたくない…」と思いっきりブレーキを踏んでいる状態になると、やがては苦しくなり心理的に望ましくない状態へとなってしまいます。
自分の無意識化に潜在している思いを知ることが、催眠療法の目的なのです。
自分の本当の心の声に耳を傾け、苦しみの原因を知り、そこでの葛藤に調和をもたらすことができれば、もっと気楽に自由に生きて行けるようになりますので、人生はもっと豊かなものになるのです。


様々な催眠療法ワーク

ひとくちに「催眠療法」と言っても、その内容には様々なものがあります。
ただ、リラックスするだけの催眠から、インナーチャイルドのように自分の潜在意識を外在化し、本来の自分と向き合い話し合うという、自分を変えるために役立つ合理的なものまでいろいろです。
セラピールーム・ソラでは最も合理的なオリジナルの催眠療法(ヒプノセラピー)をご用意しています。



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