こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
どんなことにも真面目に一生懸命、弱音を言わずに努力し続ける。
‥そして、苦しくなって‥それでも頑張り続け‥限界がきて、気力もなくなる、頑張れない自分が情けなくなる。
そんなお話しをよくお聞きします。
実は私も数年前まさに同じでした。
努力は素晴らしいです。
自分の可能性をどんどん広げてくれるものです。
ただ、正しい努力と正しくない努力があるのです。
正しくない努力とは?どんなものなのでしょうか。
私が数年前にしていた正しくない努力はこんな感じでした。
事務などほぼ無縁の仕事(保育士)を長いことしていました。とても好きな仕事で自分には向いていたと思います。ひょんなことから、パソコンと一日中にらめっこをする事務の仕事を任されました。「君ならどんな仕事も大丈夫!」と、プレッシャー付きで。
事務の作業も分からないですが、その前のパソコンの操作から分からないのです。
苦痛でしかないけれど、頑張らなくちゃ!努力すればどうにかなる!
人一倍努力しました。私の人生の中で最大の努力でした。今でこそ笑ってしまいますが‥土日に休んだら、月曜日に出勤できなくなるのでは‥と土日も自席で仕事したり(笑)
原動力は、人に迷惑をかけてはいけない、という罪悪感と焦りでした。上司に認められたい気持ちも大きかったです。
さて、努力の分の成果はあるのでしょうか?
時間もたくさん使いました。心も疲弊しきっていました。でも実は大して成果は出ていませんでした。
これは、意識(こうするべき)で無意識ちゃん(こうしたい)を押さえ込んでいる状態。
そこで、無意識ちゃんに本当はどう思っているの?聞いてみました。
「事務もパソコンも嫌い。」
もっと聞いてみました。どうしたいの?
「やったことのない仕事してみたい。カウンセラー!」
そこから、無意識ちゃんに寄り添って正しい努力を始めました。(心理カウンセリングのスクールに入りました)
時間もたくさん使いましたし今まで読んだことのない本も読みました。
原動力はワクワクでした。
とても楽しいのです。
正しい努力は楽しいのです。
元気になった無意識ちゃんが力を発揮してくれるので、成果も格別です。
無意識ちゃんの声を聞いてみませんか。