こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
先日、こんな光景を見かけました。
お母さんたちのお茶をしている傍らで、5〜6歳の子どもが二人と2歳くらいの子どもが一人。
5〜6歳のAちゃんとBちゃんがなにやら自分たちより小さな子の身の回りの世話を始めました。
椅子に座らせてあげようとしたり、ジュースを飲ませてあげようとしたり。
まるで、おままごとの延長のようでもあり、真剣な表情でもあり…。
Aちゃんのお母さんは
「わぁー(゚o゚;危ない!
ケガさせちゃったらどうするの?
もう、余計なことばかりするんだから!」
Bちゃんのお母さんは
「わぁ(^^)優しいね!
ジュースを飲むお手伝いしてあげてるの?
何か困ったら教えてね。」
同じことをしているのに、全く違う言葉にビックリしますね。
Aちゃんのお母さんは、自分の子どもの出来ない部分や心配な部分を見ているようです。
Bちゃんのお母さんは、同じ光景ですが
魔法のメガネをかけているのでしょう。Bちゃんの素晴らしいところしか見えません。
できれば、魔法のメガネをかけて子どもを見たいですね。
もちろん、親なので子どもが失敗してしまうことは避けてあげたくなりますし、まして他人を傷つけてしまうことがあれば大変!!
と、思うことも当たり前です。
どちらが正解、というものはありません。
子ども自身の経験値や個性もあります。
時と状況に応じては、止めてあげる対応もありだと思います。
子ども時代は、これから人生で自信を持って生きていくための準備期間。
子どもが何かにチャレンジしようとする時には、止める理由を探すのではなく、支えてあげる方法を一生懸命探してあげたいですね。