完璧主義をやめるためには

 

 

こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。

 

自分が完璧主義だと思ったことはありませんか?

 

完璧主義の方は、

とても頑張り屋さんが多く、

そのためにいつも疲れてしまっている方も多いと思います。

 

やめたいと思っても、

こんな自分が許せないとか、

これ以上怠けたらどうなるのかと考えて、

やめられない方も多いのではないでしょうか。

 

 

そもそも完璧主義の方は、

「自分が欠けている」

「足りていない」

と感じていて、

完璧にすれば周りに認められる、

大事にされるという気持ちが根底にあります。

 

しかし、

いつも完璧でいることはできませんし、

完璧にやったと思えても

認められないこともありますし、

大事にされないこともあります。

 

そうなると、

もっともっと、となって

苦しくなってしまいます。

 

そもそも完璧でなくてもいいし、

そうでなくても認められたり

大事にされる手段はいくらでもあります。

 

 

そして、

もう一つの問題として

他人に認められたり

大事にされようとするのは、

自分が自分を認めていなかったり、

自分を大事に扱っていないからということがあります。

 

なぜ自分を認められないかというと、

一つには上昇志向が強く、

今の自分は許せないから、

もっと上を目指さなければいけないという気持ちが強いのです。

 

もちろん今より成長する、

上を目指すことは大切なことだと思いますが、

今の自分がダメだから

という意識があると長続きしませんし、

いつまで経っても自分を認められず、

不全感というモヤモヤした気持ちに苛まれることになります。

 

構造としては、

今の自分がダメだからよい自分、

理想の自分を目指すということです。

 

しかし、

いつも理想の自分であったり

完璧な自分はあり得ないので、

いつまで経っても満足感は一瞬しか得られません。

 

 

ではどうしたらよいかというと、

まずは今の自分にOKを出すことです。

 

構造としては、

「今の自分はよい!」

OKを出しつつも、

より良い自分を目指すことです。

 

自分にOKを出せないのは、

自分の悪いところや自分に無いもの、

失敗したことにフォーカスしているからとも言えます。

 

自分の良いところ、

今あるものにフォーカスしてみましょう。

 

あなたにもよいところは必ずあるし、

あなたに寄り添ってくれている人もいると思います。

 

そこに気づくことが、

現状に満足し、

感謝するための第一歩になると思います。

 

 

ぜひ、ハードルを下げて、

自分の良いところ、

できたところ、

良くしてくれている人、

今あるものに目を向けて自分にOKを出していきましょう。

 

そうすることで、

エネルギーも湧いてきて

自然により良い自分を目指せるようになっていきます。

 

それを少しずつでも続けることで、

世界が変わって見えてくると思います。

 

 

次世代型 心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人