こんにちは、セラピールーム・ソラ 心理カウンセラーの梶原です。
私たちは理性的に生きているようで、
実は無意識の領域に大きな影響を受けながら生きています。
わかりやすい例で言うと、
ダイエットしようと思っても食べてしまったり、
英語を勉強しようと思っても続かなかったりと、
頭でわかっていてもできないということはよくあると思います。
また、怒らないようにしていても
ついカッとなってしまって、
あとで後悔することもあると思います。
無意識は本能的なものもありますし、
これまでに経験してきたことからの思い込み、信念、価値観などから成り立っています。
また無意識は、
普段、意識できている領域よりはるかに大きく、
数万倍以上とも言われています。
それだけ大きいので、
「私たちは無意識の領域にコントロールされて生きている」
と言っても過言ではないほど影響を受けて生きているわけです。
もちろん自分にとって有益な影響ならよいのですが、そうでない場合は人生もつらいものになってしまいます。
もし今がつらい状況なら、
無意識に信じていることが影響しているのかもしれません。
ではどうしたらよいのでしょうか。
その解決法の一つとして、自分にとって有益なことを無意識に落とし込み、習慣化していくことについてお話をしたいと思います。
自動車の運転で例えてみます。
初めはエンジンをかけてパーキングブレーキを外して・・・
と色々と頭の中で考えながら運転していたと思います。
でも少し慣れてくると、
もう頭で考えなくても無意識的に運転ができるようになります。
これと同じで、普段もこうしよう、こうしたい
ということがあれば
頭で考えたことを無意識的にできるようになるまで、
地道に自分に教え込んで習慣化することが大切です。
それにはまず
「正しい知識を知ること」
それを無意識に落とし込めるまで
「根気よく教える」
ことです。
例えば怒りの根源の原因は、
「期待によって、それが裏切られた時に感じる悲しみ」という感情です。
↑これが正しい知識
もしイライラしていたら、
「今、なにに悲しいと感じた?」
と自分に問いかけ、
それは自分が
「こうあるべき」とか、
「こうあってほしい」と期待したんだよな。
でも思いどりにならないこともあるよな。
どう考えてどう行動したら、
怒ることなく解決できるかを自分の頭で考えてみよう。
↑これが教えること
そうすると、徐々にそれが習慣化して、
イライラすることも減っていきます。
感情だから怒るのは仕方がない
と思っていることもあると思いますが、
ほとんど怒らない人も世の中にはたくさん居ます。
考え方の癖を変えることで、
自分の性格も変えていくことができるのです。
まずは正しい知識を学んで、
それを根気よく自分に落とし込んで習慣化してきましょう
ーーー
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は「無意識に教える」がテーマでした。
以前にも書いたことがあるのですが、意識は氷山の一角。
無意識を意識的に変えていくことが自分を変えることにつながります。
自己肯定感なども無意識レベルまで腹落ちさせていくこと、
自分の味方になって自分を肯定し続けることが大切です。
もちろん、正しい知識を身につけることも大切です。
自己肯定感は能力や性格に関係なく、
自分で高めていくことができます。
自己肯定感を高めて
自分軸で楽しく生きていきましょう。^ ^