こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
「不安だ…」と思うとき、ほとんどの人は外側に安心を求めます。
味方でいてくれる人だったり、安定した仕事や収入だったり、状況が落ち着くことだったり。
もしそれらがすべて揃ったとしたら、心がふわっと軽くなるような安心感を得られる気がしますよね。
でも、思い返してみてください。その安心感って思ったほど続かないと思いませんか?
外側の状況によって手に入れた安心感は、次の不安によってすぐに消されてしまうのです。
本当の「安心」って、どこにあるのでしょうか。
もしかしたら、それは最初から自分の外側にはなかったのかもしれません。
そうです。
本当の安心は、外の世界にはなく、自分の内側にしかないのです。
たとえば、家に帰り玄関を開けたときに「なんだか良い一日だったな…」と思える、そんな瞬間。
特別に誰かに褒められたわけでもないし、世界が驚くような仕事を片づけてきたわけでもない。
それでも、自分で自分をねぎらえるような、静かであたたかい時間。
根拠なく、「自分OK! 大丈夫」と思えている時間。
こんな時間の中にこそ、本当の安心があるのではないでしょうか。
外の世界は、安心感を得ようとするにはあまりにも不確実な世界ですね。
人の気持ちも、状況も、ぜーんぶ何の予告もなく変わっていきます。
その流れの中で、自分の内側に「自分OK、大丈夫」と発信し続ける自分をつくり出せたとしたら
毎日はきっと変わっていきます。
それが、本当の安心なんです。
自分の心に、24時間365日、安心できる言葉をかけてあげましょう。
自分の中にしか、安心はないのですから (^-^)
