内向的性格は良くないのか?

内向的な性格というと、根暗とか陰気とか、何かとネガティヴに捉えられ、
さも悪いことのように思われがちなのですが、内向的性格というのは本当に悪いことなのでしょうか?

私は、そうは思いません。

内向的な性格の人は、コミュニケーションの上手な人に憧れるかも知れませんが、
これは単に、自分の持っていないものに憧れているだけです。

つまり、「隣の芝生は青く見える」現象です。

他人の人生を羨むのではなく、自分の人生を受け入れてしまいましょう。

例えば職業で考えてみましょう。
世の中には、いろんな職業があります。

外交的な性格の人は、営業職には向くかも知れません。
しかし、コツコツと何かを成し遂げることには、あまり向いていません。

内向的な方は、深く思索ができますので、哲学的な思考も得意です。
研究職や職人には向いています。

アインシュタインも、外交的ではありませんでした。
(笑顔の写真が一枚もないそうです)

しかし、彼は自分の研究に没頭しました。
だからこそ、多くの功績を残すことができたのです。

もし、アインシュタインが、酒飲みで、毎日、友達と居酒屋に行って騒がないといられない性格だったとしたら、これほどの功績は残せていないでしょう。

人は、それぞれ持っている性格があります。
(先天的か、後天的かに関わらず)

ですから、自分の性格を恥じることはありません。

「自分は、こういう性格なんだな」と、受け入れてしまえばいいのです。

問題は、内向的か、外交的かではないのです。

どれだけ、人を思いやることができるか?

ということが、重要なのです。

内向的な人でも、思いやりを持って静かに優しく人に接することはできると思います。
それが、内向的な人なりのコミュニケーションなのです。

優しくすること。
思いやりを持つこと。
相手の立場になって考えること。

そういう人は、きっと好かれますよ。

Auther:水元和也

セラピールーム・ソラ

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