「セラピールーム・ソラ」という屋号の由来をたまに聞かれます。
実は昔々(まだ私が中二病の頃ww)、「みんな同じ空の下」という詩を書いたことがあって、 その時に考えていたのが、雨の日でも曇りの日でも晴れた日でも、いつでも僕らの上には空があるよね~ってことでした。
そして空は世界中が繋がっていて、誰もが同じ空の下にいるんだよね。
距離があっても、遠く離れていたとしても、僕とキミが見上げる空のカタチは違っても、同じ空の下にいる。
ミクロな視点で見れば、距離があって離れているけど、マクロな視点で見れば同じ地球の上にいるじゃん?的な(笑)。
この視点の転換と、僕らの一体感みたいな、そのなんとなくがTherapyroom soraの由来です。
空はどこまでも繋がってるよ。
そして、「諸行無常」。
いっときも同じ状態の空はないし、いっときも同じカタチの雲もない。
変化は必然で、常に移りゆくものなのだなと思います。
辛く苦しい日があったとしても、それは一時的なことで、常に移ろいゆくものなのです。
本当は社名とか屋号とかを考えるときには、あまり意味のないネーミングを心がけています。
それは、インターネットが普及し始めた頃、bekkoame-internetというプロバイダがあって
そこの社長が、「意味のある名前を付けてしまうと、その名前に縛られてしまう」と発言しておられて
確かにそうだよなぁ~、と感銘したからです。
テキトーな名前の屋号だったら、どのような業態にでも自由に変化できる。
そういうのって素晴らしいですよね。
時々、由来は「空(くう)」ですか?と聴かれることがあります。
でもね、残念なことに違うんですよ。
思想としては空観よりも中観を標榜しています。
中観とは、徹底した合理主義のことです。
空観の「実態はなにも無い」という思想よりも、実体論から離れて、合理的な物の考え方を取り入れるほうが楽しいし上手くいきます。
さぁ、今日の皆さんが見上げる空は、どんな空かな?