双極性障害を治したいです。

双極性障害と診断されている40代の主婦です。

現在、精神科へ通院し、内服治療を行っています。

基本的に鬱期が長く、鬱の時は何とか最低限の家事をこなすように頑張っていますが、鬱が酷くなると朝起きられず体が動かず布団から出られません。

不安でたまらなくなります。

躁状態になるのは2~3か月に1回あり、軽い躁状態の時(私自身に自覚はありません)は、毎日外出して友達と会ったり地域のコミュニティに参加出来たりと調子が良いです。

しかし、躁状態が酷くなると記憶が途切れ途切れになり、周りに迷惑をかけているという事が多々あります。

酷い躁状態から鬱になると周りに迷惑をかけた事で自分を責め続け、地獄のような苦しさを感じます。こんな状態を10年以上続けており、生きているのが苦しい毎日です。

双極性障害はカウンセリングで改善する事があるのでしょうか?

答え

ご質問者様は10年以上苦しんでこられたとの事で、よく頑張ってこられた思います。

うつ状態や抑うつ状態が続いている時は、うつによる行動制限や将来への不安などの焦りが強く、本当に苦しい思いをされているのではないかと思います。

また、軽い躁状態になっている時は、ご本人としては、やりたい事をやる事が出来て少し楽な状態なのではないかと思います。

しかし、双極性障害の場合はこの状態が長く続かずに、躁状態が強くなるか、うつ状態になってしまうかを繰り返しをしている方が多くいらっしゃるのだと思います。

躁状態が強くなると、他人に迷惑をかける行動や浪費など様々な弊害が起こり、日常生活を送る事が困難になりますよね。これもまた、ご本人にとっては、非常に辛い事だと思います。

私個人の考えではありますが、双極性障害の方々からお話しを聴かせて頂いていると、非常に真面目で、劣等感が強い傾向にある方が多いのではないかと思っています。

劣等感とは、他人と自分を比べる癖や、世間の常識などに自分を照らし合わせて比べ、自分が上か下か、優れているか劣っているかと判断してしまう心の癖です。

根本的に自分に自信がないため、他者評価を気にしてしまう考え方が強いように思います。いわゆる承認欲求が強いという事です。

ご質問者様は、他者から褒められたい、認められたい、他者より優れている自分に満足できる、注目されたい、という様な心の癖をお持ちではありませんか?

もし、そのような心の癖がありましたら、自信を持ち劣等感を無くしていく考え方や、承認欲求を小さくする方法を学び、日々取り組む事で、改善への道が見えてくるのではないかと私は考えています。

Auther:桜井さおり(ライフコーチ)

セラピールーム・ソラ

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