こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
知り合いに良く言われる言葉。
「本当にあなたは運がいいよね!」
「昔から、あなたには良いことしか起こらないよね。」
えぇとぉ…
楽しんで毎日を過ごしているのは、確かです♪
でも、身に降りかかる出来事は、どなたと比べても…そう変わりありません。
タイミングが悪いな、という出来事も起こりますし、
自分の力ではどうにもならない出来事にもぶつかります。
私たちは、
「よい出来事」が起きると「プラスの感情(幸せ)」を感じ、
「悪い出来事」が起きると「マイナスの感情(不幸)」を感じる…と思いますよね。
それは…ほんとうにそうなのでしょうか?
そもそも、出来事に良い悪いがあるのでしょうか?
★あなたが朝目覚めたら、外は雪が降っていました。
これは、良い出来事でしょうか?悪い出来事でしょうか?
「寒い!寒すぎる!雪なんて降ったら仕事行くの大変じゃん!」と思えば、「悪い出来事」に思えますね。
「わぉ!雪が降ってる。綺麗だな、子どもたちも大喜びだわ!スキー場に来たわけでも無いのに、こんな雪景色が見れるなんて!」と思えば、「良い出来事」に思えますね。
★夕食に、焼き魚と味噌汁が出たました。
これはよい出来事でしょうか、悪い出来事でしょうか?
「焼きたての魚に、あったかいご飯か。こうやって夕食を作ってもらえるなんて、ありがたいな」と思えば、「よい出来事」に思えますね。
「そういえば◯◯さん、今夜は外食、しかもおしゃれなレストランだって言ってたな。自分家は…これだけかぁ」と思えば、「悪い出来事」に思えますね。
そうなんです、出来事そのものには「良い」「悪い」はありません。
その出来事を、私たちがどう解釈するか(どんな意味付けをして見るか)で、その出来事が、良くも悪くも思えるのです。
「出来事」→「プラスの感情又はマイナスの感情が生まれる」のではありません。
「出来事」→「自分なりに解釈する」→「プラスの感情又はマイナスの感情が生まれる」のです。
「自分の解釈次第で、私たちは幸せ感を感じることができる」
ということです。
幸せというものは、自分で感じ取ろうとしない限り、わかるものではないのです。
自分に降りかかる出来事、これは自分でコントロール出来ないものがたくさんあります。でも解釈は自分のコントロール可能な部分です。
自分を幸せ感で包むためどんな風にに解釈しましょうか。