性格は変えられないもの?

こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。

人は自分の性格は生まれつきのものであると思いがちです。

もし今、

心配性や短気、人見知りなどで困っていて

生まれつきだからしょうがないとか、

自分はこういう性格だからしょうがないと

諦めてしまっている方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

では、性格は生まれつきなのでしょうか?

私はこれは一部は正しく、多くは正しくないと思います。

なぜなら性格は生まれつきのものとそうでないものとがあるからです。

そもそも「性格」を辞書で調べてみると

「先天的な気質と後天的な影響とによる、

その人の感情・認知などの傾向、パターン、特徴的な集合」

とあります。

先天的と後天的なものの割合について

ソラのスタッフの間では

前者は2割から3割くらいで

後者は7割から8割くらいではないかと話しています。

容姿や肉体的な部分については

多くの部分が遺伝によるものと言われていて、

これは皆さんも実感されているのではないでしょうか。

しかし、精神的な部分は生まれてからの「環境」に大きく左右され、

さまざまな思い込みなどが信念や価値観、考え方のくせとなってそれが性格として表れていきます。

「環境」とは、

国や地域、時代による文化や習慣、教育であったり、

家庭や学校、出会った人々やマスコミ、自分が読んだ本などのことで、それらが大きく影響します。

これらは無意識の領域に入り込んでいるので、

頭ではわかっていても変えることが難しかったり、自分では気付いていないことも多いのです。

しかし、まずは自分の思考の癖に気づき、

意識的に考える癖をつければ性格は変えていけます。

そのために必要なことは、「成長思考」でいることです。

「成長思考」の逆は「固定思考」で、

どうせ生まれつきだからとか、自分はこういう性格なんだと諦めてしまっている状態です。

人はいつでも変われるし、

これまでの人生を選び直すこともできます。

もちろん何歳になっても、何度でもチャンスはあるのです。

どんな状態でも自己肯定感を育てることもできます。

そのためには自分が成長すること、

常識を疑い、知識を増やし、

経験を通して自分の頭で考えることをし続けることが大切です。

こんな言葉があります。

「幼少期は環境がその人を作るが、

それ以降はその人が環境を作る」

自分が変われる、成長できるという思いは、

明日への希望につながります。

今、うまくいっていないことがあっても

決して諦めず、

自分はまだまだ成長中、

途中経過なんだと自分に言い聞かせ、

何歳になっても学び続け、

自分をバージョンアップしていきましょう。

次世代型 心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人

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