心身症の原因と治療的アプローチ

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心身症の定義と原因

心身症の定義は、身体症状が、その発症や経過に心理的な要因が密接に関与していること。つまり簡単に言うと心理的な要因で発症する身体的な症状は大抵が心身症になります。
原因としては抑圧された感情の表出として、身体症状として現れることです。不安や不満、怒りなどの感情を押し殺し我慢していると、身体症状として現れるのです。私はこの事を心からのメッセージだと受け取っています。症状とは常にその人の味方であり、症状が何かを教えてくれようとしていると考えています。


心身症の発症する場所

心身症は頭のてっぺんから足のつま先まであらゆる場所に現れます。
「ストレスで胃が痛い」という話は良く聞きますよね。不安や緊張などのストレスが持続的に続く状態になると胃が痛くなったり胃潰瘍になることもあります。
心理的な圧迫が、しまいには胃に穴をあけるという物理現象まで引き起こすこともあるのです。

髪か抜ける(円形)脱毛症、頭痛、めまい、耳鳴り、謎の身体の痛み、手足の震え、しびれ、不整脈、喘息、小児喘息、食欲不振、アトピー、多汗症、その他、様々な場所に症状として現れます。
まずは専門医に相談してください。
検査結果で原因がはっきりしない場合は心因性の可能性もありますので、その時は心理カウンセリングを受けることをお勧めします。


症状は潜在意識からのメッセージ

心身症は、心理的なストレスなどの要因が身体症状として現れてくれています。
この身体症状のことは、「潜在意識からのメッセージ」と考えることで理解が進みます。
例えば本心(潜在意識)では“会社に行きたくない”と考えていたとしても、理性的な思考で“会社に行かなければならない”と考えていると、心の中で2つの思考が葛藤します。
そして身体がだんだんと重くなり始めたりという身体症状として現れてくれるのです。
その「身体が重くなる」という症状を無視して、さらにがんばっていると、だんだんと立ち上がれないほどに症状が悪化していきます。
心身症は必ずあなたを守るために症状として現れてくれていますので「症状は潜在意識からのメッセージ」として受け取りましょう。
無理してがんばるのではなく、自分の心と向き合い、本当はどうなりたいのかということを考えることが重要になります。




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