原則中心療法(PCT)
おススメ度:★★★★★
有益な生き方 ✕ カウンセリング=PCT
原則中心療法(PCT=Principle Centered Therapy)とは、Principle、つまり原理・原則に基づいた、より有益な生き方や有益な対人関係を明確に示す心理療法です。
成功するためには必ず成功するための必須要件があり、それを満たしているからこそ成功するのです。その成功の構成要素と構造を解析し、そのまま実行することで成功することができるようになります。
旧来の来談者中心療法(クライエント・センタード・セラピー)や人間中心療法のように、個人の思考を中心に置いたいつまでも受容・傾聴・共感を繰り返す心理療法のスタイルとは対極をなします。
SFAのように素早い変化と、人格主義の本質的な改善を柔軟に組み合わせ、セルフイメージ(自己概念)を変化させることにより、自由で自分らしい人生を実現することができます。
PCTは解決志向ですので、改善がとても速く、そしてそれが持続的に続く優れた心理療法です。
短期間にセルフイメージが変化し、より自分らしく生きて行くことが可能になります。
自分を知る「メタ認知」をはじめ、現在の苦しみの原因を探り、その構造を解析し、今後、どのような自分を実現していくかという、最も柔軟で、可能性に満ちたアプローチができるのがPCTなのです。
セルフイメージが変化しますので、原則中心療法により改善を得られたご相談者の方は、うつ病が再発することはあり得ないのです。
原則中心療法のベース
原則中心療法のベースとなっているのは、アルバート・エリスによって創始された論理情動行動療法(REBT)、エリクソン・メソッドの構造解析と現代催眠、解決志向アプローチ(SFA)、脳の使い方の説明書とも言われるNLP(神経言語プログラミング)などの優れた心理療法をはじめ、認知心理学、行動心理学などの各種心理学のメソッドも引き継いでいます。
リソース、パターン介入、メタフォリカル・アプローチ、リフレーミングなど、優れた心理療法を取り入れ、負担なく改善できるアプローチです。
また、カント、プラトン、ソクラテス、ニーチェなどの哲学者の残した思想、そしてアドラー哲学、ジェームズ・アレンも含めた様々な哲学。
人はどのように在るべきなのかという人生哲学。
さらに心理療法を離れて、D・カーネギー、ナポレオンヒルなどの成功哲学など。コーチングの概念も取り入れて完成したのが「原則中心療法(PCT)」なのです。
より逞しく生きるための指針をしっかりと示すことにより、人は適応的に生きられるようになります。
また、心理的な困難にぶつかっても自分自身の力で論駁できるようになりますので、恒久的に人生が楽な方向に、自由な方向に向かいます。
感情に振り回されない
人は感情に振り回されるから苦しむのです。
メタ認知し、感情の根底にあるものを探ります。
怒りや悲しみ、不安などの感情に振り回されることが無くなれば、もっと自由で楽な人生を生きて行くことが可能になります。
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