不眠症の方のための、眠れるイメージワーク
拙著「思い出したくもないつらい過去にサヨナラする本」の
本文中に掲載されている「眠れるイメージワーク」です。
不眠症の方、眠れなくて困っている方は、ぜひお試しください。
初めて聴くと違和感があると思います。脳は新しいものを拒絶したり、排除したいと思いますが、
5回~10回くらい繰り返し聴いていると、だんだん脳がなじんできます。
眠る前に、毎日聴いてみてください。
ベッドの上にゆっくり横になって、リラックスした状態でお聞きください。心を落ち着けて、私の声に集中してください。耳の中から心の中に溶け込むように、音声が染みわたってくるようになります。
(※運転中には聴かないでください)
大変申し訳ありません。現在リンク切れのためご視聴頂けません。
元のファイルを探していますので、再アップするまでしばらくお時間をください。
4分54秒 |
眠るために必要なこと
イヤなことを考えると、眠れなくなってしまうのはしょうがないことです。
イヤなことを考えないようにして頑張っても、脳が勝手に自動再生でイヤなことを考えはじめ、いつの間にかそのことに集中してしまうでしょう。
イヤなことを考えないようにするためには、全く違うことにフォーカス(焦点を当て、集中)することです。
あなたが癒される場所はどんなところでしょうか。
生まれ育った家のことを思い出してもいいですし、どこまでも広がる美しい草原を思い浮かべても良いでしょう。
晴れた日の森の中の小川のせせらぎの音や、水面に輝くキラキラと美しい光の反射。
青く美しい、あたたかな海辺でのんびりと過ごしていることをイメージしても良いでしょう。
豪華なリゾートホテルのSPAでリラックスタイムもいいですよね。
あなたが一番癒されるのは、どんな場所の、どんな場面でしょうか。
昔、実際に行ったことのある場所でも構いませんし、自分の想像上の、理想の場所でも良いのです。
ゆっくりと、のんびりと、心が穏やかになるように、イメージしてみましょう。
眠るのが遅くなってしまう人
夜、遅くなってもグズグズしてしまい、なかなかベッドに入ろうとしない方、いつまでも仕事を続けている方、寝なくっちゃとわかっているのに、ついつい、いつまでもゲームやネットをダラダラ続けていらっしゃる方。
あなたの問題は完璧主義なのです。
完璧主義の方は、満足感や達成感を感じられないので、今日一日を頑張った自分を認められず、いつまでもグズグズと起きている傾向にあります。
完璧主義の方は、まだやれることがあるのではないかと無意識的に焦ってしまい、一日が未完了のままなのです。
特別、重要なことをやっているわけでもなく、どうしても今日中に終わらせなければならないことに取り組んでいるわけでもなく、なんとなく不全感があり、寝てはいけないような気がしてしまい、夜遅くまで起きています。
起きているだけで、特別、何かをやっているわけでもありません。心の中では焦っていて、やるべきことがあっても、それをやっているわけでもなく、ただ起きているだけ…、ということもしばしばあります。
こういう症状のある方は、今日、取り組んだことを自分で考えてみましょう。
「本を読んだ」
「お皿を洗った」
「友人にメールを書いた」
そうそう、何もやっていないわけではないのです。
ハードルを下げて、小さな「できたこと」を考え、自分を許してあげてください。
本当はできたことや取り組んだことはたくさんあるにも関わらず、もっともっと、たくさんのことをやらなければイケナイような気がして、焦っているだけなのです。
ですから、その焦りを鎮めるために、今日、取り組んだこと、成し遂げたことを1つでも良いので探してみましょう。
「今日はネットで調べ物をした。OK!」 と、自分に「OK」を出してあげる習慣を身に付けてみてください。
Author:水元和也
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