焼きそばパンのお釣りは?実験|機能脳科学編

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焼きそばパンのお釣りは? 実験


さて、みなさんに問題です。
Q.ある日300円を持ってコンビニにパンを買いに行きました。
170円の焼きそばパンを買った場合のおつりは幾らでしょう。



抽象的? 現実的?

答えは 130円?
それとも 30円?


これは、出題に対して現実的なイメージをしているか、それとも抽象的に数字しか見ていないかの実験です。
抽象的に数字だけを見ると
300ー170ですから、130円となりますが、
皆さんはコンビニで170円のものを買う時に、200円しか出しませんよね?

ですから、現実的に考えるとお釣りは30円しかないので、30円が正解です。


私たちの脳

みなさんの答えはどちらでしたでしょうか?
私たちの脳は、物事やできごとを抽象的に捉えることもできますし、現実的に捉えることもできます。
どちらか一方だけしか考えられないと、答えに行き詰まることもあるでしょう。
ですから、ひとつのモノゴトに対して多角的な視野を持ち、柔軟に対応していく必要があるのです。

心理カウンセリングでは

心理カウンセリングでは抽象的な考え方の方が役に立つことが多いのですが、抽象的にばかり考えていると現実に則さないこともあります。
ですから、現実面と抽象面のどちらも考慮しながら話を進めて行くことが重要になります。
解決方法は一つではなく、いろんな考え方や、柔軟なモノの見方、出来事の受け止め方によって、自分の内部世界はどのようにでも変化していくのです。


自分を信じない!

自分の直感を信じて、「そんなの130円に決まってるじゃん!」と答えてしまうと、正しい答えは導き出されませんので、自分の出した答えですら疑ってみる必要があるのです。
自分だけを妄信してしまうと、大きな間違いに気づけないこともありますので、いろんな角度から眺めて検証することを怠らないようにしましょう。

Author:水元和也


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