セルフイメージとは?|自己像、自己概念

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セルフイメージとは?


セルフイメージ(self‐image)とは、「自分がどのように自分を観ているか?」ということです。
自分が自分に与えた自分のイメージとも言えます。
日本語にすると「自己像」とか「自己概念」になります。

人生の質は、このセルフイメージで決まります。
人生は、セルフイメージ次第なのです。

セルフイメージが低いと、多くの困難が降りかかりますし、人生が上手く行きません。
逆にセルフイメージが高い人は、人生の多くの場面で上手く行くようになります。


セルフイメージの形成

私たちは生まれた瞬間にはセルフイメージを持っていません。
(極端に言うと、自我もありません)

セルフイメージは、生育環境により育まれます。
自分で身に付けたわけではなく、周囲の関わりの深い人に与えられたものなのです。
マインドがコントロールされた状態。
いわば、そういう催眠術をかけられた結果なのです。

セルフイメージは生育環境で、大きく違ってきます。
両親、友人、先生などの人間関係の中で、プラスの要素を多く与えられたか、マイナスの要素を多く与えられたかにより左右されるのです。

毎日のように怒られ叱られて育った子供は、「自分は悪い子なんだ」と思い込みます。
「罪悪感」の正体です。

毎日のように比較されて育った子供は、「自分は劣っているかも知れない」と恐怖に怯え、人より優れていない自分を呪います。
「劣等感」の正体です。

心配性の親に育てられた子供は、「この世は怖い場所なんだ」と思い込み不安で人生を過ごします。
「恐怖感・不安感」の正体です。

そうして生きづらさを抱えながら、人生を過ごしてしまうことになってしまうのです。

この辺りは「アダルトチルドレン」のページに詳しく書いてありますので、ご一読ください。

セルフイメージアダルトチルドレン

セルフイメージと自己一致する

セルフイメージが低い人は、褒められると居心地の悪さを感じます。
「いえいえいえ、ぜんぜんそんなことないです!」と恥ずかしくなってしまいます。

これは、自分の思い描いている自己像と、客観的な現実(褒められた)が一致しないからなのです。

人間は、必ずセルフイメージと自己一致しようとします。
「自分はどうせダメだ」というセルフイメージをお持ちの方は、失敗するとすぐに自己一致してしまいますので、落ち着きます。
そして、ダメなまま終わってしまうのです。

「私なら必ず成功する」というセルフイメージをお持ちの方は、成功していない状態がとても心地悪いので、何とか成功しようとするのです。
成功するまでやり続けますので、いつかは必ず成功します。


思い込みが先行する

つまり、現実よりもセルフイメージの方が必ず先行するのです。
自己一致しないと落ち着きませんので、なんとか自分が持っているセルフイメージに、現実を合わせようと無意識的に努力してしまうのです。

高いレベルのセルフイメージでも、低いレベルのセルフイメージでも、無意識的にそこに合わせ自己一致しようとしてしまうものなのです。


自分は悪い子?

「自分は悪い人間だ」「自分は迷惑な存在」というセルフイメージは、現実ではありません。
ただ、そう思い込まされているだけなのです。
その思い込みを書き換えて行きましょう。

セルフイメージセルフイメージの書き換え①




Author:水元和也


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