セルフイメージの書き換え(1)

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セルフイメージの書き換え


人生はセルフイメージ次第の続きです。
このページでは、セルフイメージの書き替え方を学んでいきましょう。


低いセルフイメージ

あなたは、自分のことをどのように見ていますか?
「ダメな奴」「できないヤツ」「無力な存在」「どうせ、誰からも好かれない」なんて思っていると、人生は苦しみに満ち溢れます。

例えば、この言葉を、誰か他人から言われていることを想像してみてください。
「お前は本当にダメな奴」「お前は何にもできないヤツ」「お前なんて努力しても無駄だよ」「お前、みんなから嫌われてるぞ」
って、誰かから言われたら、すごく傷つきますし、悲しいですし、頭にきます。
そして、落ち込み、やる気もなくなってしまうでしょう。

その言葉を一番言っているのは、実は自分なのです。
24時間365日、一緒にいる自分が、自分に向かって言っていると、自信を失っても当たり前、やる気が出なくなって当たり前のことだったのです。


常識化された思考を疑ってみよう

自分の信念や、自分の中の常識はなかなか疑うことが難しいのですが、客観的に考え、論理的に思考してみましょう。

幼少期からずっと「自分はダメだなぁ」「自分は何もできない」と思い込んでいると、それが自分の中で常識化されてしまいます。当たり前のこと。それ以外考えられない状態になるのです。

そこで、論理的に考えてみましょう。
「自分はダメだ」と自分に言い聞かせて、人生は豊かなものになるのでしょうか。
元気になったり自信が持てたりするのでしょうか。

有益ではない思考、自分の人生を阻害する思考を捨てましょう。
そして、自分の人生にとって有益な思考を身に付けましょう。

もちろん、セルフイメージは一朝一夕で書き換わるわけではありません。
実直に繰り返すしかないのです。

「大変そうだなぁ」と思われるでしょう。
しかし、これは、良いことでもあるのです。

がんばってセルフイメージを上げて、高い位置で固定できたとします。
そうすると、書き替えるのが大変難しくなるのです。
凹むことや落ち込むことがあっても、自然と元の高い位置に戻ろうとするのです。

毎日、相当の努力をしなければ、セルフイメージを下げることが難しくなるのです。

自分の中の常識を疑うために、懐疑的な視点を身に付ける必要があります。
そのためにはクリティカル・シンキングがとても役立つでしょう。

セルフイメージクリティカル・シンキング

セルフイメージは、ただの思い込み

セルフイメージは確固たる現実ではありません。
セルフイメージは、ただの思い込みなのです。

ですから、本来なら自分のことをどのように定義しても構わないのです。
これから先の未来のことも含みますので、極端に言うと妄想でもかまいません。

「私は元気になることができる人間だ」
「私は自信を持って堂々と生きることができる人間だ」
「私なら必ず成功する」
「私なら人を幸せな気持ちにすることができる」

という思い込みを持ってしまいましょう。


自己催眠

かつて、誰かに言われた言葉であなたは催眠術にかかってしまい、「自分は悪い人間だ」「自分はダメな奴だ」「この世は怖い場所だ」としか思えない状態になってしまっています。

でも、それは現実ではないのです。
それを書き換えるために、自己催眠を覚えましょう。
「できる子」
「だいじょうぶ」
「何とかなる」
「人からどう思われてもいい」
「私は元気になることができる人間だ」
「私は自信を持って堂々と生きることができる人間だ」
「私なら必ず成功する」
「私なら人を幸せな気持ちにすることができる」

などなど、言われたら安心する言葉を、自分自身に伝えてあげましょう。

そうやって、思い込みを変えて行くのです。





Author:水元和也


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