「死にたい」気持ちの原因|自殺対策|Visionカウンセリング

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死にたい、消えたい、人生に疲れたの原因と克服

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●はじめに(2020年03月09日、変更)
日本で一番読まれている「死にたい」についてのページです。
長文ですので、ブックマークするといつでもお読み頂けます。



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死にたい、消えたいの原因

死にたい気持ちの原因

「死にたい」「消えたい」の原因は何か
誰でも一度くらいは「死にたい」と思ったことがあるでしょう。それくらいなら誰でもあると思います。
しかし常に死ぬことを希求しそれが日常化すると問題があります。

自殺願望…漠然と死にたいと願うこと
希死念慮…常に死ぬことを考えてしまうこと。
自殺企図…実際に自殺を試みること。

本来、人は死を嫌い、遠ざけようとします。
「死」には苦しみや痛み、未知の恐怖がつきまといますので、できれば避けようとします。その証拠に、人々は昔から不死を願い、死を克服するために医薬品や医療技術はとても発達してきました。大抵の人ができるだけ長生きしたいと願っているのです。

では「死にたい」とは何でしょう。
死にたいというのは、生きることが、この上なく苦しみや辛さに満たされているということなのです。
生きていること自体が日常的にストレスで満たされると、生と死の価値観が転換してしまい、死を希求するようになるのです。
「死にたい」ということは感情や思考を永遠に終わらせることで楽になれる、救済されると考えているということです。唯一の救済される方法、楽になれる方法が「死ぬこと」のような気がしているのです。


ストレス苦痛レベル

ストレス苦痛レベル

上の図をご覧ください。
一般的には「死ぬこと」の方がストレスのレベルが高くなります(図A)。
ですから、ほとんどの方は死を避けようと思うのです。
この状態は一般的な方の大多数に当てはまります。

しかし「死にたい」と思っていらっしゃる方は、死ぬことよりも生きることの方が苦しみに満たされているのです。つまり、生きていることの方がストレスレベルが高くなっているのです(図B)。
ストレスが多くなりすぎると「死」の方がハードルが低くなるのです。

つまり、
死にたいのではなく、
本当は「楽になりたい」と思っているということなのです。

逆に、人生が楽になれば(ストレスが無くなれば)、死ぬ理由はどこにもなくなります。
死ぬこと以外にも、楽になれる方法は必ずあります。
「死」とは、苦しみから逃れるための可能性のひとつでしかありません。
死ぬことを考える前に、自分のストレスの原因を突き止め、そのストレスを解消することが大切なのです。

きっと、逃げ道はどこかにあるはずです。

死ぬことを希求される方は、常に、生きたまま地獄にいるような苦しみと過剰なストレスにさらされています。
その地獄のような苦しみを終わらせたいと思っているのです。
「死にたい」のではなく、楽になるための方法論のひとつとして、死にたくなってしまうのです。



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消えたい

消えたい

「消えたい」という思考の根底にあるのは罪悪感と低い自尊心です。死ぬだけではなく、存在そのものが無くなり形跡も無くなることを望んでいるのです。
「死にたい」と思っている方でも、本当に地獄のような苦しみなのですが、「消えたい」になってしまうのは、死ぬ自由さえない方たちです。
「死ぬことすら許されない」といった思考や、過去も含めて、存在自体が他人の意識からも消失することを願うこともあります。

「消えてしまいたい」「存在を消したい」は、死ぬ自由さえ、剥奪(はくだつ)されていることがあります。死ぬことさえ許されない状態であり、さらなる苦しみが本人の中にあります。

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不眠症、過眠症

死にたいほどのストレスに昼夜さらされている方は、不眠症になってしまう方が多くいるのですが、逆に、過眠の方もいらっしゃいます。
眠っている間は何もかも一切の苦しみから離れられるので、無意識的に過眠になってしまうのです。
眠っている間は、イヤなことを考えなくてすみます。これは「死んでいる状態」のようなものなので、少しだけ楽なのです。
(私は「プチ死に」と呼んでいます)
しかし、目が覚めてしまうと、また苦しい日常が始まってしまいます。
これでは、根本的な解決になっていません。

不眠症の原因の根底にあるのは罪悪感、劣等感、満たされなさ(不全感)。
自分を許せない存在だと思い、過剰な完璧主義になってしまい、ぐずぐず寝る時間が遅くなってしまいがちで、ベッドに入っても何時間も寝つけない毎日を繰り返してしまいます。
完璧主義の方は、ついつい完璧を目指してしまうのでいつまでたっても達成感や満足感が得られず「満たされなさ」「不全感」に苛まれてしまいます。
不眠症の克服に関しては別ページに書こうと思います。


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「死にたい」と思う人の思考パターン

死にたい人の思考パターン

思考の中では様々なことがうまく行かず、いつも責められているような気がしています。
何をやっても失敗ばかりで、迷惑をかけている。自分は生きているだけで迷惑をかけていると思い込み、生きていること自体がとても苦痛に満ちた状態です。
これは実際に誰かに「あなたは生きているだけで迷惑」と言われたわけではなく、自分が自分の頭の中で作り上げた言葉なのです。
こういう時は、罪悪感に支配されています。

そして内面では、無条件に愛されること、必要とされることをとても強く求めています。
愛されたい、認められたい、必要とされたい、わかって欲しい…。
しかし、その希望が大きすぎるあまりに人間関係、対人関係の構築が上手くありません。

基本的には完璧主義で、そのせいで自己価値観や自尊心が低く、マイナス思考が強くなっています。鬱症状の他に不眠症や無力感、やる気が出ない、摂食障害(拒食症、過食症)、リストカットなどの自傷行為がある場合があります。

また、不安障害、パニック障害傾向の方は、同時に将来への不安を考えてしまいます。このままでは良くない状態(最悪の状態)になってしまうと悲観的に考えてしまう思考パターンがあります。

よろしければアダルトチルドレンのページもご覧下さい。


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「死にたい」と思うほどのストレス源は何か?

ストレスで死にたい

「死にたい」と思ってしまう程のストレス源は、実は自分の中にいるもう1人の自分。
それは「厳しい自分」です。
いつもダメだしばかりで、ちっとも褒めてくれない自分が、あなたの中に住んでいるのです。

この「厳しい自分」は否定的な環境(親、友人、学校の先生、いじめなど)にマインドコントロールされ、植え付けられた思考に過ぎません。
簡単に言うと、あなたの存在価値を
「許してもらえなかった」
「認めてもらえなかった」
「褒めてもらえなかった」

という環境因子がほとんどの原因です。
(これが原因①)
原因①と原因②の詳細はこちら


そのため「ちゃんとできないといけない」「きちんとできないとダメなんだ」と思い込み、
「厳しい自分」は単純に言葉を繰り返しているのです。
例えば・・・・

・自分はなんてダメなんだ
・まったく、何をやっても上手く行かない
・なんてバカなんだ
・どうしようもない
・みんなに嫌われている
・みんなに迷惑をかけてばかりだ。
・自分なんて生きているだけで迷惑な存在だ。
・いつも失敗ばかりしている
・みんなにバカにされている
・何もできない。無力だ。

みなさんは、自分自身に向かってこのような言葉を投げかけてきませんか?
このような言葉を繰り返していらっしゃる方は、次の「メタ認知」の項を読んでみてください。


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自分の思考をつかむ「メタ認知」

メタ認知のイメージ

よく自分の思考を観察してみましょう。
「自分の思考を観察すること」「自分が何を考えているのかを考えてみること」を、「メタ認知」と言います。
まずは、一度、メタ認知してみましょう。
メタ認知することで、自分の思考の尻尾(しっぽ)をつかむことができます。

メタ認知
metaとは一段階上の抽象的概念。メタ認知とは、自分を客観的に観て、認知すること。
詳しくは、心と人生の変え方コラムの「メタ認知」へ

普段、私たちは、自分が何を考えているのかを意外と知りません。
なぜ、自分の思考が解らないかというと、そのほとんどは「自動思考」だからなのです。慣れ親しんだ考え方を自動的に繰り返しているだけなのです。

「死にたい」と思ってしまうのですが、実は「死にたい」という思いは、実は“結果”なのです。
何かしらを思考した“結果”として「死にたい」という思いが湧いてくるのです。

では、その思考とは何でしょうか。
それは、前項で書いた「ダメだ」「バカだ」「へたくそ」「どうしようもない」「価値がない」「ダメ人間」「迷惑な存在だ」という、「厳しい自分」の考え方です。
(これが原因②)
原因①と原因②の詳細はこちら

例えば、これらの言葉を他人から言われたら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
あなたが頑張って絵を描いたり、スポーツをしたり、楽器を練習したときに、他人から「下手だ」「へたくそ」「センスないね」と言われたら頭に来るでしょうし、悲しくなります。とってもへこむと思います。
もし、その言葉を自分が、自分に向かって言っているとしたら、あなたの最大の敵はあなた自身だったということになります。
もちろん、現実にも外敵はいますが、
自分をいちばん攻撃しているのは、あなた自身の自動思考なのかもしれません。

自動思考
何度も繰り返した結果、無意識化された思考 。それが無意識下で 自動化された思考。

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もう一人の自分「メタ自分」

実は自分の中にはもう一人の自分が住んでいます。
それを“メタ自分”と言います。
このメタ自分というのは、一般的には「心」と呼ばれているものです。
“メタ自分”は自分と24時間、常に一緒にいます。
お風呂もトイレも寝るときにでも電車の中でも一緒にいます。
これは分離することのできない不可分の存在なのです。

あなたが存在しているときには、「心」も必ず存在しています。

もしあなたが、無意識的に自分の「心」を攻撃していたとしたら、「心」は24時間ずっと苦しくなってしまうのです。
「いじめっこ」と24時間365日一緒にいたら、死にたくなるくらい苦しいのは、当たり前なのです。

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自分の味方になる

自己攻撃を止め、自分の味方になることが大切です。
ダメな自分を許してあげること。
自分が存在していることを、許してあげてください。
自分の心に向かって言ってあげてください。
「今までつらかったね。生きてていいんだよ」

きっと、あなたの心はホッとするでしょう。
あなたの心は、本当は、そういう風に味方になってくれる人を待ち望んでいるのだと思います。
そして、認めてあげること。
「ツラいのに、よく頑張ってきたね」
「ここまで、よく耐えてきたね。すごいよ!」
「今まで、死んでない。 偉いよ!」
「あなたは幸せになっていいんだよ」

最高の味方が、自分自身であることが重要です。
自分と心は不可分の存在ですから、24時間ずっと味方がいるようなものです。
まだまだ、頼りない味方かもしれませんが、続けて行けばずっと強くなります。

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arrowアダルトチルドレン

「死にたい」と思っている人は、自分が大嫌い。
「楽しい」と思っている人は、自分が好き。

この謎が、少し解けたのではないでしょうか。自己を肯定し続けることが大切なのです。
自己肯定感を持てれば、自信が持てるようになりますし、自分のことが好きになれますし、人生が楽になります。そして、人間関係も上手にできるようになりますので、さらに苦しさから解放されていきます。

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イヤな記憶に振り回されない

また、怒られたこと、責められたこと、バカにされたことなどのイヤな過去を何度も思い出してイヤな気分になることもあります。イヤな記憶なのに、思い出したくないのに何度も何度も繰り返し味わって、とても苦しくなります。

思い出したくないのに、なぜ何度も思い出してしまうのかというと、納得が行っていないからです。不条理なことほど納得が行かないので、繰り返し思い出してしまうのです。
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思い出したくもないつらい過去にサヨナラする本当サイトの人気ページ「イヤな記憶の消し方」が書籍化されました。
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「死にたい」と思っている時

どんな人でも、24時間ずっと「死にたい」と思っているわけではありません。
「死にたい」と思っている時は、どんな時なのか少し思い出してみてください。
朝、起きたときや午前中、眠る前のベッドの中、あとはボーっとしている時や外的刺激の少ない状況(お風呂、トイレ)などが多いと思います。
その他では日常的な単純作業の時はよく思い出します。
例えばお皿を洗っているときや草むしりをしているときなど、あまり頭を使わない作業時ですね。

では、逆に「死にたい」と思っていない時はいつでしょうか?
映画を見てるときやテレビを見ているとき、好きな本やマンガを読んでいるとき、遊園地に遊びに行ったとき、デートの最中などは、案外、死にたいと思っていないのです。
なぜ、死にたいと思っていないのか?

それは、自分のことを責める言葉を自分に言っていなかったり、イヤな過去を思い出していないからです。
つまり、自分にかける言葉を変え、イヤな過去を思い出さなくなれば、ストレスは格段に軽減されます。そうなれば、死ぬ理由はなくなるのです。

もちろん、長年に渡ってマインドコントロールされた自己の思考が一瞬で変わることはありません。
しかし、気長に正しいマインドコントロールを意識的にするのです。
そうすれば、必ずあなたも変わることができます。

そして、それは今日からでも始められます。


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本当は“死にたい”わけじゃない

本当は死にたいわけじゃないのに、なぜ「死にたい」という想いが湧いてきて消せないのか。
それは意外にも単純な仕組みです。
日常的に頭の中で「死にたい」と言っているからです。
時には声に出して「死にたい…」と言ってしまうこともあるでしょう。
言葉というのは、その頻度と繰り返された回数により真実性を持ち始めます
つまり、“死にたい”という自己催眠を、毎日かけているようなものなのです。

日常の辛さや苦しみから逃れるために、無意識に考えてしまうこの思考があなたのマインドを作っています。本当はストレスを回避して楽になりたいだけなのに、「死にたい」と何度も何度も繰り返しつぶやくだけで、本当に死にたくなってしまうのです。自己催眠やアファメーションはそれほど強力なのです。

この無意識の自動思考は、意識の力でコントロールすることができます。
ついつい無意識の自動思考で「死にたい…」「いなくなりたい」「消えたい」と思ってしまった時には、こう思い直しましょう。
「本当は、私は楽になりたいんだな」と、意識思考で考えることが大切です。
そして「変わろう!」と宣言して下さい。


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可能性を広げよう

可能性のイメージ

私は「可能性」の話が大好きです。
なぜかって?
希望を持てるからです。
可能性が「0%」でなければ、必ずそこには希望があるのだと思ってください。

生きている限り、楽になる可能性は無限にあります。
楽になるための思考を身に付け、楽になるための行動を身に付けること。
そのために幾つかの事を学ぶ必要があります。もし生きたまま楽になれれば、死ぬ必要は何もなくなるのです。

常に死にたいと思っている人でも、24時間ずっと死ぬことだけを考えて生きているわけではありません。映画を見ていたり本を読んでいたりご飯を食べている時や、楽しいことを考えている時には死ぬことは忘れていることも多いのです。そこに可能性があります

人生で、少しでも楽しいことをすることや、可能性を広げられるような考え方を取り入れること。自己肯定感、自己受容感を持てるような働きかけを自分が自分自身にすることで、フォーカスが変化していきます。
死ぬことにフォーカスするのではなく、“楽に生きること”にフォーカスすると、人生の見え方が変わってきます

楽になるための可能性はたくさんあります。
どの道に進んだとしても、やり直しはききますが、死だけは唯一、可能性を閉ざしてしまいますので、できるだけ避けるべきでしょう。
死も、楽になるための可能性のひとつではありますから、それをあなたから取り上げることはできません。
最終的にはその可能性もあって良いと思います。

しかし、まずは死ぬことより「楽になるためには何をすべきか」という考えを身に付け、それを実行することです。
これまでの説明でお分かりの通り、死を考える前に、楽になるためのあらゆる可能性を試してみるべきです。
死を考えるのはそれからでも遅くはありません。

本当に楽になるためには、正しい知識と正しい考え方が必要になります。そしてそれを身に付け定着させるための努力は必要です。もちろん、簡単ではありません。
しかしこの努力は、努力するに値する価値があるのです。

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“苦行”に意味はない

ブッダは言いました。
「苦行して過ごすだけの一生なら、遊んで暮らすのと何ら変わらない」と。

そして、今、あなたがやっているのが“苦行”です。
自分を虐待して遊んでいるだけなのです。

それでは意味がありません。
正しい努力をすることこそ、正しい生き方なのです。

完璧主義を止め、自分を責めることを止めることが大切なのです!

これが、修業です。
修業は楽ではありません。
今までの自分の思考をメタ認知し、クリティカルに「なぜ?」と考え、ネストを深く深く掘り下げ、何が本質かを掴む必要があるのです。
そして、その修業をした結果、得られるのは、最高に気持ちの良い「悟り」なのです。
現代用語でいうと、アハ体験です。
「なるほど、そういうことか!」という気付きを得られるのです。
そのために、修業をする必要があります。

宗教は関係ありません。
およそ現代の宗教のほとんどに救いはありません。

哲学にこそ、救いがあるのです。
哲学は、ベッドに寝ころんだままでもできます。
あなたが今すぐ、自分の部屋でできます。電車の中でも歩きながらでもできます。
難しい哲学書を読む必要もありません。
「自分の頭で考えること」が大切なのです。考えるためのヒントになるものはたくさんあります。良質な本や映画などを参考にしてみてください。
うつ病系の方は、頭が良い人が多いですし、深く思索するのが得意ですので、じつは哲学はとても向いているのです。
普段から「あーでもない」「こーでもない」とグルグルと色んなことを考えている思考力を、ほんの少しだけ、解決する方向で使ってみましょう。

滝に打たれるのはやめましょう。それはただの苦行です。
苦行には、まったく意味がありません。
いくら滝に打たれたところで、あなたの思考形態が変わることはないのです。


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その他の問題

その他には、現状の抱えている問題、例えば借金問題などで死を選ぶ方もいらっしゃいます。この場合は単純に法的に債務整理(自己破産)してしまえば良いのですが、プライドや完璧主義的なまじめさが邪魔をしてしまい、なかなかできないこともあります。
借金などは現実的な問題のように思いますが、実は精神的な問題なのです。
なぜなら、同じように借金したりお金をだまし取られたとしても、その人たちの全員が自殺するわけではありません。
考え方次第で、とる行動が変わってくるのです。


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お疲れさまでした。

さて、ここまでお読み下さった方、お疲れさまでした。
そして、お読み頂き、本当にありがとうございました。
私も根性で書きました。

これまで、ずっと「死にたい」と思われてきた方は、言い表せないくらい辛い苦しい人生だったと思います。
よく、今日まで耐えてきました。
それだけでも素晴らしいことだと思います。本当にすごいことですよ!
あなたには根性があります。

これまでの人生に決別し、新しい可能性を探ってみたいと思われた方は、一度、カウンセリングを受けてみるのも手だと思います。それも、可能性のひとつです。
できれば、論理情動行動療法(REBT)のできるカウンセラーさんを探してみてください。

もちろん、セラピールーム・ソラでも大歓迎です。ぜひ、いらしてください。
むしろ、私たち、セラピールーム・ソラの心理カウンセリングは「死にたい」専門と言っても過言ではなくらいです。全国各地の「死にたい」と思っていらっしゃるたくさんのお会いしてきました。
たぶん、日本で一番、死にたいと思っていらっしゃる方たちとお会いさせていただいていると思います。

たった1回のセッションでも生き方、人生の変え方がわかりますので、遠方の方でもOK!
文章では難しかったことも、実際のカウンセリングでは懇切丁寧に、誰にでもわかるようにご説明します。

心理カウンセリングをお探しの方は、下記内容を一度、読んでみてください。
心理カウンセリングの介入レベル(深度)

一口に心理カウンセリングと言っても、実は内容は様々なのです。
一般的にカウンセリングというと、その多くは「聴くだけ」カウンセリングです。
しかし、セラピールーム・ソラでは、聴くだけのカウンセリングには大した意味はないと思っています。
自分の話を聴いてもらい、受容してもらえると、その場ではホッとするのですが、
生き方そのものや考え方のパターンは変わりませんので、大きく変化できることはありません。
(聴いてもらえるだけでも、スッキリはしますのでまったく無駄というわけではないと思いますが)

セラピールーム・ソラの心理カウンセリングは 受容、傾聴だけを繰り返す一般的なカウンセリングとは、まったく違っています。
あなたが人生を楽しく生きられるようになるために、積極的に現在のパターンに介入し、
生き方レベルまでの変化を提供します。
もちろん、楽に生きるための考え方のコツや、
自信の持ち方、自己肯定感の上げ方、コンフォートゾーンやエフィカシーの上げ方も、なんでもお聞きください。


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実はまじめで頑張り屋さん

森

さて、最後に私からひとこと…

もう、十分に頑張ってきたのではありませんか?

「死にたい」と思っていらっしゃる方は、頑張り屋さんです。
今でも十分に、他の人以上にまじめにがんばっているのです。
自分を殺して我慢してがんばりすぎて、人生に疲れ果ててしまっているんです。

まじめに正直に生きているあなたが苦しむのは、とても許せないのです。
これからは、「楽しい生き方」を手に入れて欲しいと思っています。
“楽しくなれるように” “幸せになれるように” ベストを尽くしてみましょう。

今、もし、あなたの人生が苦しみに満たされているとしたら…
もしかしたら、頑張り方が違っているのかもしれません。
もしかしたら、頑張る方向性が違っているのかもしれません。

他人に “認められるため” “ありがとうと言われるため” にベストを尽くすのではありません。
自分が自由に生きられるように、ベストを尽くすのです。
例えば、他人から「良く思われるために」「認められるために」がんばり続けていると、疲れ果てて苦しくなってしまうのです。
なぜなら、どんなに頑張っても報われないことが、とても多くなってしまうからなのです。
そういう生き方ではなく、自分のためにこの人生を使いましょう。
お父さんの為でもなく、お母さんの為でもなく、兄弟姉妹の為でもなく、恋人や友人の為でもなく、旦那さんや奥さんの為でもなく…
自分のために、
自分という人間を幸せにしてあげるために、あなたの人生を使ってください!


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うつの原因

我々の住む世界は、残念なことに、とても理想郷的な世界とは言えません。
現実の世界は厳しいこともあります。
優しくない人もいますし、他人を傷つける人もいます。これが現実です。
その現実世界の受け止め方を変化させ、もっと楽で、そして楽しい生き方を手に入れて欲しいと願っています。

鬱の原因は「自己否定」だったのです。
「自己否定」の反対は「自己否定しない」ではありません。
「自己肯定」
です。
「自分を責める」の反対は「自分を責めない」ではありません。
「自分の味方になること」「自分を愛すること」です。

今のまま自分を否定し続けて苦しむのは「苦行」です。
生き地獄のような毎日だと思います。
しかし、苦行を離れ、自分の味方になるという修業に変えてみましょう
もちろん、やり慣れていないことですから簡単ではありません。
でも、負けずに自分に対して有益なことをやり続けることが修業です。

そうすれば、必ず人生を変えることができるのです。

 

よろしければアダルトチルドレンのページもご覧下さい。
鬱病(うつ病)の症状と原因と克服へのアプローチ
心と人生の変え方 コラム。(index)


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実は私も、死にたかった

実は私も長い間(15年間くらい)、ずっとずっと「死にたい…死にたい…」「自分なんか死んだ方がいいんだ」「いや、生きているだけでみんなに迷惑な存在だ」と思っていました。

罪悪感、無力感、劣等感の固まりでした。
頑固で超完璧主義で、人生がまったく上手く行っていませんでした。
人間関係も最悪で、常に不平不満を感じ、周りの人の多くを傷つけてはさらに罪悪感を感じていました。
自分のことがバカとしか思えず、何をやってもできない、無理だと思い込んでいました。
生まれてから自信などというものは持ったこともなく、自分のことが嫌いで嫌いでしょうがありませんでした。
毎日「死にたい」「死ぬしかない」と思っていました。

実際に、朝のごった返す渋谷駅のホームの端を毎日歩いていました。
「誰か突き落としてくれないかなぁ・・」って。
3年間、それを続けてみましたが、誰も突き落としてくれませんでした。(駅員さんによく怒られていました)

でも、自殺することと薬を飲むことは、「何か違う」と感じていました。

こんな私でも、精神科に1回も行かず、薬を飲むこともなく、毎日楽しい人生に変えることができたのです。
どうやったか?

まずは、心理学を勉強し始めました。たくさん勉強しました。
しかし、心理学には答えはありませんでした。
心理学は無駄です。学問としては面白いのですが、実際に人を変える力はありませんでした。
次に物理的な脳科学を学びました。セロトニンとか…ノルアドレナリンとか、側頭葉とか海馬とか。
そのほとんどは無駄でした。

苦しい中でも答えを求め続けました。
みなさんも同じだと思います。

そこで最先端の心理カウンセリングを学んだのです。
NLPやSFAなどです。その他にもヒプノセラピーやCBT、REBTなどにも生きるヒントはたくさん隠されていました。それをひとつづつ自分の中に取り入れたのです。

しかし、それ以上に、もっと効果的だったのは “機能脳科学” でした。
物理的な脳ではなく、「脳の機能」について学んだ時に、「脳は使い方次第なんだ」ということが理解できました。
自分の脳を使って、自分をいじめても良いし、自分の味方になってあげることもできる。
脳が物理的に壊れているわけではなく、脳の使い方次第で、いかようにも変容可能なんだと気づいた時に、私は決断しました。
「もう、こんな苦しい人生はイヤだ。もういらない!」
「変わろう!」

人生を楽に生きられるために、有益な考え方を取り入れました。
自己肯定的になることを学び、自分という人間を大切に扱ってあげることを学んだ結果、
自由に、そして楽に生きられるようになったのです。

つまり、人は「学ぶことによって変われる」ということです。
自分を観察し、自分の自動思考を突き止め、それが有益かを考え、無意味なら変えるだけなのです。
たったそれだけのことでも自分は大きく変われるのです。

人は知らないことは出来ません。
しかし、知れば出来るようになることはたくさんあるのです。

あなたも人生を変えましょう。

そして、もし大きく変えることができたとしたら、あなたも心理カウンセラーとして生きることができるようになるかも知れません。
悩み苦しんだからこそわかる価値観があります。
もし、そうなれれば、あなたも社会貢献できるようになるのです。

今まであなたが苦しみ抜いてきたすべての人生が無駄になることなく、すべてが「経験の蓄積」となり、他人を救う力にさえなりえるのです。
もちろん、今はあなたも苦しいと思います。
しかし、世の中にはあなたと同じように苦しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。
その苦しさを解ってあげられるのも、同じ苦しみを知っているあなただからこそ、できるかも知れません。
それは、あなたの大きなリソースになるのです。
自分のマイナスを、大きなプラスに転換することもできるのです。

まずは、あなた自身が自分の人生を変え、それから、今の自分と同じように苦しんでいる方たちに言ってあげましょう。
「人生は、変えられるよ」って。

arrow 心理カウンセリング・スクールのページ

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人生を生きるための哲学

この人生を生きる上で、哲学は必ず必要になります。
そして、うつ系の方々は難しいことを深く思索する能力をお持ちですので、それだけでもかなり有利です。
ちょっと難しいことも書きますが、時間のある方はお読みください。
今日、時間のない方は、このページをブックマークしておいてください。
徐々に書いていきます。
ここで書く内容は、心理カウンセリングスクールの雑談の中で、スクール生の皆さんにお話ししているようなことです。小難しいことを、解りやすく楽しく解説します。

arrow 心と人生の変え方コラム



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お便りを頂きました。

このページをお読みの皆さまから、お便りを頂きましたのでご紹介させていただきます。

お便り P様

私に生きることを教えてくれたのはこのサイトです。
このサイトにはとても感謝しています。ありがとう。
私は、姉の言葉の虐待が私を死に追い詰めようとしていて、自殺を図ろうとした時に最後に検索した時にこのサイトを見つけたんです!
良い事が書いてあって、私は、生きようと思いました。


お便り Z様

何もかもがつらい、投げ出したいと考えていました。
私は死にたいのではなくて「楽に」なりたかったのですね。
このサイトを見たとき、なんかすごく安心してしまって故か涙が出ました。
私に生きる希望を与えてくれてありがとう。本当に感謝しています。

あと著者様の「sora」というのが私の名前にも含まれているのですが、
よくわけどなんだか少しあったかくなりまた。
最後に、本当にありがとう


お便り A様

私はついさっきまで姉と母に暴力をふるわれていました。
それに加え前日からの心のモヤモヤ・イライラで「死にたい」と思い、楽に死ねる方法を探しているところで、このページに出会いました。
涙が溢れて久しぶりに声を出して泣いてしまいました。とてもスッキリしました。
本当にありがとうございました


お便り Y様

どうしてもお礼が言いたくて、ここからメールをさせていただきます。
ついさっき、初めてこのサイトを訪れました。
自分は、一般的に幸せな人生を過ごしていると思います。ただ、幼い頃から父親に受け続けた肉体的・精神的暴力を思い出してしまったり、、
親元を離れた現在では、仕事の責任による重大なストレスにより、よく「死にたい」と考えています。
しかし、

『まずは死ぬことより「楽になるためには何をすべきか」という考えを身に付け、それを実行することです。死を考える前に、楽になるためのあらゆる可能性を試してみるべきです。死を考えるのはそれからでも遅くはありません。』

という言葉を見て、「自分の中で何か変えられるかもしれない」と強く思いました。
サイトやブログで、執筆者の方にメールをした経験は今までありませんでしたが、どうしてもお礼を言いたくて、このメールを書いています。
本当にありがとうございます。


お便り F様

このページの情報が、非常に、参考になりました!!
私は、子供のころから、差別、暴力を、受け、子供の頃から、首吊り自殺をすることばかり、考えていました。
そして、本格的な、鬱病となり、死ぬことが、一番、正しいことだ。
と脳が思考し、自殺に、2回、失敗しました。

ここの素晴らしいところは、診療報酬ばかりとろうとする精神科医のホームページと違い、無償である。
先生の書いている、文面を見ただけで、診察を受けた気分になる。ということです。

実際に、足を運んでも、精神科医や、心理カウンセラーから、誤解された、言葉を、かけられ、
行かなきゃ良かった。と、思うこともあります。

このページに、非常に感銘を、受けましたので、長い文章を、お読みいただくこととなってしまい、申し訳ありません!!
素晴らしい、ホームページを、読ませていただき、ありがとうございました!!


お便り K様

「死にたい」で検索しこのサイトに会ってから3ヶ月が経とうとしております。 初めてこのページに出会った時は心から救われて涙が溢れる毎日でした。

それから考え方コラムなど先生の文を読み毎日少しづく変わってきています。
時には本当に人を信じていいのか。など奮闘した時期もありましたが、やっと世の中のシンプルさに少しづつ気づいてきました。

バドミントンサークルを開設し、人に教えるなど少しずつ人生が楽しい方向に向いてきました。
先生のおかげです。本当にありがとうございます。

仕事に関してはまだ迷っておりますが私もまだ若いので、いつかは先生の様な偉大な方みたいになりたい。
そして、自分ならできる!と信じて頑張って行きたいです。
本当にありがとうございました。


お便り R様

我が子が癇癪持ちで、思い通りにならないとわめき、泣いて暴れて、落ち着いて話しが出来ません。
子供をいつか殺してしまうんじゃないか。
どうしてこんな子になってしまったのか。
全ては自分が悪い。こんな母親で可哀想。
そうやって自分を責める毎日です。
毎日死にたいと思っています。
楽に死ねる方法はないかと探していたところ、こちらのサイトを見つけました。
正直まだまだ自己否定・自己嫌悪は無くなりませんが、読んでいけばいくほど涙が止まらず、少しスッキリしました。

人は簡単には変われない。それは自分が1番よく分かっています。
でも、少しでも変われるように努力をすることはできるのかなって思いました。
死にたくなったらまた読みにきます。


お便り Y様

「死にたい、消えたい、人生に疲れたの原因と克服のページ」から「アダルトチルドレンのページ」を読ませて頂きました。
私の思っていたことが全て書かれていて凄く気分が楽になりました。

私は、小学校時代にイジメを受けていました。そしてそれを自分のせいだとずっと思っていました。
他の人間関係でも、仕事や勉強、日常であった嫌なことやらかしてしまったことを、よく何故あんなことをしてしまったのだろうと急に思い返して自分に嫌気がさしています。
しかし、その考えは自分を壊すだけということに気付けました。
自分の考えを変えることは凄く難しい事だと思ってますが、少しずつ変えていこうと思っています。


お礼 

ここまですべてお読みくださった方、本当にありがとうございます。
また、わざわざお便りくださった方々、本当にありがとうございます。

中学生、高校生、20代、30代、40代、50代、60代の方でも変われます。しにたいと思っている方、本当は幸せになりたいと思っていらっしゃる方、ぜひお話をお聞かせ下さい。



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