自己肯定感

期待しない生き方

私たちはついつい自分ではない誰かに期待をしてしまいます。

「こうなったらいいな」

「こうしてくれたらいいな」

「認めて欲しいな」

「褒めて欲しいな」

なんて思うことは誰でもあるでしょう。

しかし、この期待が悲しみを生み出します。


期待すると、その期待が叶わなかった時に悲しくなります。

自分以外に期待するのは間違った考え方で

最初から失敗するロジックが内包されているのです。


あなたの周りの人たちも、出来事も環境も

あなたの期待を満たすために存在しているわけではないのです。

あなたがいくら「こうなって欲しい」「こうなったらいいな」と思っていても

それは、周りの人からしたらどうでもよいことで、関心のないことです。


時には期待通りになったりすることもあります。

もしくは期待以上のことが起こることもあるでしょう。

しかし、いつでも自分の期待した通りになるとは限らないのです。



期待通りにならないことがあると、

また、落ち込んだり悲しんだり怒ったりすることになってしまいます。

「子供が言うことを聞かない」

「子供がお片付けをしない」

「子供が勉強をしてくれない」

これらは全部、親の願望であり期待です。


何とか言うことを聞かせようとして

大きな声を出したりすることもあるかも知れません。

しかし、大きな声で相手を押さえつけるのは正しいこととは言えません。


親子関係以外も同じです。

「パートナーが言うことを聞いてくれない」

「パートナーが優しくしてくれない」

「誕生日を覚えていてくれない」

「プレゼントを買ってくれない」

「家事をしてくれない」

なども、ただの期待の押し付けです。

押し付けられた方は苦しくなるだけです。



逆を考えてみましょう。

誰かがあなたに勝手に期待して、

それが叶わないからと言って怒っていたらどうでしょうか?

それは困りますよね。


あなたは、あなたのまま、

自由に生きれば良いのです。



期待することも、期待されることも

全くの無駄なことです。


「期待」とは欲望です。

欲望は愛の真逆。

対立概念です。


つまり、期待をするということは

愛から一番遠いということです。


誰にも何にも期待せず、

誰からも期待されることを必要とせず、

自分の進む道だけを見て

自分の足でしっかりと歩いていくことが大切なことです。




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自己肯定感UP!トレーナー。 心理コンサルタント、ライフコーチ。 セラピールーム・ソラ Therapyroom sora