望み通りの人生とセルフイメージ
「人は皆、望み通りの人生を生きている」
(ジェームス・アレン:原因と結果の法則)
「人は誰も、内側で考えている通りの人間である」という古来の金言は…、
という文章で始まるのは、
ジェームス・アレン著「原因と結果の法則」の最初の章ですが、
この文章を読んだ時、即座に思ったのは、
「そんなわけはない!」
「嘘だ!」「この著者は信用できない!」
ということでした。
なぜなら、私は当時、うつ病で仕事も上手く行かず、
人間関係も破綻していて、経済的にも困っていて
色んなことが上手く行っていなかったのです。
でも、そんな人生を望んでいた訳ではなく
「なんかもっと、なんとか上手く行かないかなぁ」ということでした。
ですから、著者の文言には納得できなかったのです。
しかし、後々、客観的に自分を観察してみると
「自分なんてどうせダメだ」
「自分が上手く行くわけがない」
「自分はどうせ嫌われるんだ」
ということばかりを考えていたのです。
自分はダメ人間だ、セルフイメージを持っていました。
つまり、意識的にいくら「成功したい!!!」と願い続けても
無意識のセルフイメージがネガティヴ(マイナス)なものだとしたら
根底で巡らされているセルフイメージの方が強かったのです。
例えば「SNSでフォロワーを10万人にしたい!」と強く思っていても
無意識が「人付き合いは面倒だなぁ~」と思っていれば
なかなか上手く行かないでしょう。
意識の心(Conscious Mind)がどれだけ願っても
無意識の心(Unconscious mind)がそれを認めない、受け入れない、否定すれば、
それは叶わないのです。
「恋人が欲しい」「結婚したい」
「子供が欲しい」「賑やかな家庭を築きたい」と
意識的に思っていたとしても、
もしかしたら、無意識の心では、
まったく別のことを考えている可能性もあります。
それは、成功への恐れなのかもしれませんし、
上手く行かなかった時の挫折感なのかもしれませんし
セルフイメージとの乖離なのかもしれません。
セルフイメージというのは、自己像のこと。
つまり、自分が自分自身をどのようにイメージし定義しているかということです。
人は皆、自分の想い通りの人生を、結果として生きているのです。
その原因がセルフイメージです。
原因があるから、結果が現れるというシンプルな理屈ですね。
もし、今の人生が思い通りでないとするなら、
もしかしたら「根底で巡らされている想い」というものが
全く違うものなのかもしれません。
「なんで上手く行かないんだろう?」と考えるより前に
自分がどのように考え、どのように自分を定義しているのかを探った方近道かも知れませんよ。
「恋人が欲しい」→「めんどくさそう」
「家族が欲しい」→「自由な時間が無くなる」
「お金が欲しい」→「散財してしまいそう」
という相反する想いが根底にないかを考えてみましょう。
これは精神的問題を抱えていらっしゃる方も同じことが言えます。
疾病利得も含みます。
「うつ病を治したい」→「人間関係がわずらわしい」
「元気になりたい」→「働くのは嫌だ」
「不安障害を治したい」→「依存できなくなる、甘えられなくなる」
「パニック障害を治したい」→「チャレンジするのは怖い」
というようなことも、あるかも知れませんね。
まずは、どんな人生にしたいのか?
そして、自分の無意識の心はどう思っているのか?
ということから始めてみましょう!
(*´▽`*)
Auther:水元和也


