
性善説、性悪説、どっち?
人は生まれ持って善人なのか?
それとも悪人なのか?
皆さんはどちらだと思いますでしょうか?
この「性善説」「性悪説」について
スタッフ間で論争したことがあります。
スタッフの石原は「性善説」なのです。
彼女によると、悪い人はいないらしい。
しかし、彼女は家を出る時に鍵をかけるそうです。
もし本当に悪い人がいないのであれば
世の中の悲惨な出来事、戦争、等々はないはずですよね。
しかし、実際にはたくさんの、好ましくない出来事も起こっています。
私は、こう思います。
人はもともと善の部分も持っていますが、
悪の部分も持っているのではないでしょうか?
(ちょっと性悪説より)
悪の部分というのは、自我(エゴ:ego)です。
自我(ego)があるから、何とか自分が優位になることを望みます。
自分だけ優れていたい。
自分だけ評価されたい。
自分だけ美味しいものを食べたい。
私は旅行に行きたい。
自分だけ得をしたい。
などです。
自我(ego)があると、
とにかく自分勝手に振るまおうとしますし、
自分だけ得をしようとします。
自分中心主義(自己中)になり、
周りの人に迷惑をかけることもあります。
この自我(ego)を完全に溶かすことができれば、
人は“愛”になります。
完全なる“善”です。
ですから、本来の人間は“善”なのです。
しかし、それを邪魔する機能が同時に備わっているのです。
自我(ego)です。
エゴがある限り、人は善にはなり得ないのです。
【結論】
人は本質的には善であるが、
同時に自我(ego)が備わっているために悪でもある。
本当の善人になるためには、
自我を溶かし、
自分勝手な振る舞いをやめて、
社会に奉仕することを喜びとする人間になることです。
そうすると、あなたは周りの人たちから価値のある人間と思われますし、
生きやすくなり、あなた自身が幸福になるのです。
幸せの循環を、自分の力で作ることができるのです。
人がどう想うのかは関係ありません。
あなたは自分の心と向き合い
達成感や満足感を感じながら
心地よく生きられるようになるのです。
もちろん、今すぐそういう人間になるのは難しいかもしれません。
でも、その方向で生きるというチョイスは
今すぐにでもできるのです。
(*´▽`*)

メタ心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ

