
母親の愛はアボカドのラヴ(ボビ哲)
お母さんの愛は、社会性とは関係のない愛。
お父さんの厳しさは社会に適応できるための愛。
(ボビー・オロゴン:タレント、投資家)
「お母さんの愛は、アボカドのラヴ。つまり表面だけの愛なんだよ。
お父さんの厳しさっていうのは社会に適応できるための愛なんだ。
あなたは大人になった時、ずっと家の中に居るの?
それとも社会に出て働くの?」
(ボビー・オロゴン)
こんにちは、セラピールーム・ソラ、「厳しい担当」の水元です。
よく、色んな方から「水元先生はキビシー」と言われます。
愛には大きく分けて2つの愛があると思います。
母性の愛。
父性の愛。
このどちらが重要かというと、どちらも重要なんです。
傷つきまくって1歩も動けない時に
「さぁ、キミならできる!頑張れ!」と言われても苦しくなるだけですし、
かといって、いつまでも「いいんだよ。頑張らなくてもいいんだよ」と言われ続けると
その人からパワーを奪ってしまうことにもなります。
この2つの愛の示し方を、成長段階に合わせて
使い分ける必要があるのです。
最初は母性の愛が必要です。
「甘やかし」と思われるほど、包み込むような優しさで
大らかな愛で接する必要があるでしょう。
しかし、ある程度、成長してきたときには
合理的、かつ未来を見据えて父性の愛に
クラスチェンジして行ってあげた方が
その人の未来のためになることもあります。
切り替えられた瞬間、相手はギョッとするかもしれません。
突然、切り離されたような気がするかもしれません。
しかし、それはその人が自分の足で立って前に進むためには
必要なことなのです。
いつまでも抱っこされてると
幸せだし、気分がいいのですが
自立できなくなってしまうのです。
自立を妨げるのは、愛ではなく
依存させてるだけとも言えます。
いつかは独り立ちして
社会の中で適応的に振るまわなければなりませんので
甘えたい心を捨てて
大人としての対応をしなければならない時が来るのです。
狐さんの子育て
狐さんの子育ても同じです。
小さい頃は、餌を取ってきて、食べさせてあげます。
少し成長してくると、一緒に狩りに行きます。
子狐たちは親の行動を見ながら、どうやって狩をするのかを学びます。
半年くらいすると、ある日突然、
親は餌を全く与えなくなります。
これはイジワルをしているわけではありません。
親が死んだあと、
子供たちが飢えるようになっては困るので
自分たちで餌を取れるように見守っているのです。
自立への第一歩です。
厳しいだけ、甘やかすだけ、どちらも正しくありません。
子供にどのように成長して欲しいのか?
どういう生き方が正解なのか?
それを考えて、正しく接してあげることが大切なのです。
相手の力を信じること。
相手の能力を信じること。
これが父性の愛なのです。
ボビーさんの育ったアフリカ(ナイジェリア)は、
とても厳しい教育法のようです。
その厳しさに耐えてこそ、
今のボビー・オロゴンさんが完成されたのだと思います。
とてもクレバーで、自分の頭でちゃんと考えることのできるボビーさんらしい名言ですね!
(*´▽`*)

メタ心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ

