恋愛は沢山した方がいい
大人になって「苦しくない恋愛」「上手な恋愛」「楽しい恋愛」をしたいのなら
若い時から、たくさん恋愛をすることをおすすめします。
最近は「若い子の〇〇離れ」がよく言われますが、
恋愛にも興味がないような話を耳にすると、
昭和脳の私なんかは「ウソやろ!」と、思ってしまいます。
昭和の頃は、今みたいにインターネットもなく、スマートフォンもなく、ビデオデッキもなく、ゲーム機もなかったので、恋愛は大きなイベントであると同時に、喜びを得られるエンターテイメントでした。
しかし、このまま恋愛に興味のない若者たちが、
恋愛をしないまま大人になると、
恋愛の仕方がわからないまま、余計に人間関係が億劫になってしまうでしょう。
恋愛に限らず、スポーツでも音楽でもなんでもそうですが、
最初から上手にできる人はいません。
最初は失敗し、傷つくこともたくさんあるでしょう。
それでもめげずに成長しようと思い取り組むから、
だんだんと上手になるものです。
もちろん、恋愛もそうです。
例えばです。
なんの経験もないまま40歳で初めて好きな人ができて
その人と上手に仲良くなろうとしても、上手く行かないことの方が多いのです。
中学生の初恋レベルから成長していないので、
中学生レベルの恋愛しかできないんです。(大抵は)
そうならないようにするためには、
たくさん傷つくのを覚悟のうえで、
たくさんの人と恋愛をした方が、
結果的には人生が上手く行くのです。
(オトナの)恋愛のコツは、
(1)決め打ちしないこと。
恋愛でありがちなのは、
「この人!」「絶対この人!」「この人以外は考えられない!!」と盲目的になってしまうことです。
もちろん、その気持ちもわかりますが、
オトナの余裕を持って、誰とでも仲良くなれるようにふわっと楽しい恋愛をしましょう。
(2)同性に好かれる人になること。
恋愛になると、一生懸命、異性に好かれるための行動を考えます。
ネットでもそういう情報に溢れています。
でも異性にモテようとそういうテクニックを覚えるのではなく
人間として好かれるような「爽やか」な人を目指しましょう。
男女関係なく、「この人といると居心地が良い」「この人といると安心する」という人間であることが大切です。
(3)執着しない
恋愛すると、どうしても相手に好かれたい。愛されたいと思い、
一度でも愛されるような経験をしてしまうと
その快楽を忘れられなくなってしまいます。
脳内麻薬物質と呼ばれるドーパミン、セロトニン、オキシトシンが一気にドバッーと出て
脳がひたひたに満たされるのです。
愛されるのは、気持ちいい・・・。
しかし、大人の恋愛では、
愛されることを求めるのではありません。
「愛する技術」を磨くためのモノなのです。
執着せず、見返りを求めずに、
相手を心地よくしてあげたいと行動することがオトナの恋愛です。
そうすることで、自分の人格は磨かれて行きます。
自分が成長するのです。
恋愛から学ぶことは沢山ありますので、
傷つくことを恐れず、たくさん恋愛しましょう。
メタ心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ