
他責思考は不幸になる
「問題は自分の外側にあると考えるならば、その考え方こそ問題である」
(スティーブン・R・コービィ)
七つの習慣の中の第一の習慣、
「主体性」で語られている言葉です。
自分の人生が思い通りにならなかったり、上手く行かなかった時に
誰かの、もしくは何かのせいにしてしまいたい気持ちはわかります。
例えば、
あの人が悪い。
あの人が誘ってくれなかった。
あの人が一声かけてくれなかった。
あの人が、こういう風にしてくれなかった。
時代が悪かった。
政治が悪い。
環境が悪い。
親が悪い。
などなど。
人のせいにしようと思えば、
数限りない悪口が出てきます。
しかし、他責をしてばかりでは成長できません。
世の中は自分中心では回っていませんし、
あなたのためにお膳立てされた世界でもありません。
生きていれば、自分の想い通りにならないことなんてたくさんあるのです。
しかも、文句を言ったり他人を責めたところで
結果は何も変わらないのです。
それどころか、マイナスになります。
他責思考を続けていると、
あなたは周りの人からどんどんと信頼を失うでしょう。
なぜ、他責思考になってしまうかと言うと、
「責任転嫁」なんです。
自分の責任にしたくないから、他人や状況や環境のせいにしたいのです。
自分の人生が思い通りになっていないことを
誰かのせいにして、
一切、自分を変える努力をしたくないからこそ、他責思考になってしまうのです。
でもね、人生は自己責任で生きるべきなのです。
主体性を持って、できる限り自分の人生をより良い方向へ導く責任は
あなた自身が背負っているのです。
自分以外の悪い所、世の中の悪い所を探し続けると
感謝もできなくなります。
そうすると、自分の幸せも感じられなくなります。
自分は幸せではなく、
責められた人も幸せではない。
はたしてあなたは、
そんな世界を望んでいるのでしょうか?
ジェームズ・アレン氏も言っています。
他人を責めるのを止めましょう。
悪い所は自分の想いの中にあるのです。
本当は、もうちょっとキツい言葉ですが、
誤解を恐れますので少し柔らかくしておきました。
他責思考は止めましょう。
では、自分を責めればよいのか?
いいえ、そうではありません。
誰のことも責める必要はないのです。
責めないと、変われない!
なんてことはありません。
誰のことも責めず、自分のことも責めず、
ただひたすら、
自分の人生がどうやったらもっと良くなっていくのかを考えて
それを実践すれば良いだけなのです。
自分の心を変えること。
自分の想いを変えること。
自分の思考を変えること。
変化はすべて自分の中にあります。
(*´▽`*)

メタ心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ

