
あなたのプログラムの責任者
私たちは、子供のころ受けるプログラミングに対しては全く責任がない。
しかし、大人として、
そのプログラミングを修正する責任は100%持っている。
(ジェームス・スキナー)
要約すると、
「子供の頃にひどい扱いを受けたり、馬鹿にされたり、傷つけられたりして、性格が歪んでしまったり、不適応状態になってしまったのはしょうがない。それはあなたの責任ではない。周りの大人たちの責任である」
「しかし、そのプログラミングは自分で修正することができるし、そうする責任はあなたが持っている」
ということです。
親や周りのオトナ、兄弟姉妹や友達などに
「ダメな奴だな」
「バカだなぁ」
「お前は何にもできないな」
「こんなことも知らないの?」
「こんなこともできないの?」
「邪魔!あっちに行ってて!」
というプログラムをされてきた方も、もしかしたらいっぱいいるのかも知れません。
そういうプログラムをされると、それを信じ込み、いつしかそれが信念になり、
やがてはそういったセルフイメージ(自己像)を持つようになってしまうのです。
「自分は邪魔な存在だ」
「自分はバカなんだ」
「私は何もできない…」
などです。
こんなウソウソの言葉をいつまでも信じる必要はありません。
このプログラムは、
大人(の年齢)になったあなたが、積極的に書き換えていきましょう。
親から言われた言葉は、
まるで催眠術と同じように、それを信じ込んでしまいます。
その催眠術を解き、
真実の世界で、正しく自分を理解し、
正しく世の中を見ることができるようになれれば
私たちはもっともっと生きやすくなるのです。
私たちは子供の頃、何かにチャレンジして
失敗すると怒られます。
「失敗するのは悪いことだ」
という刷り込みをされてしまうのです。
だから、失敗しないように
チャレンジをしなくなるのです。
しかし、成功者の多くは
「失敗を重ねなければ、成功はない」
「失敗は成功のもと」(成功の母)(成功の種)
と言っています。
「失敗するのは悪いことだ」というのは、
我々にプログラムされた、単なる思い込みなのです。
テストで悪い点を取ると、怒られたりがっかりされた方も多いかも知れません。
しかし、できないから、分からないから、勉強しているのであって
常に100点を取れるようなことなら、学んでいません。
新しいことを学んだり
新しいことにチャレンジしたりすることは素晴らしいことのはずなのに
それを邪魔する人たちが、いたのです。
そういう人たちの間違った教育という名前のプログラムをされてきて
間違った考え方をもとに人生を歩いているのなら
間違った結果に辿り着いてしまうのです。
ですから、私たちは、
自分の中にインストールされたプログラムを
デバッグし、時にはリプログラミングする必要があるのです。
その為には、自分の中の常識を疑う必要があります。
そうしなければ間違ったプログラムに気づけないからです。
あるいは、客観的な視点にさらすことです。
心理カウンセラーなどに相談し、
自分のプログラムの間違っているところを訊き、
修正法を教えて貰う方が手っ取り早いと言えます。
自分でもできるし、
訊いてみることもできる。
そうやって、過去にされてきたプログラムを修正して
楽しい人生にしていきましょう!
(*´▽`*)

メタ心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ

