「やりたいことが解らない」
「やりたいことが見つけられない」
「何をやれば良いのかわからない」
こんな方がたくさんいらっしゃいます。
やりたいことが解らない原因は3つ。
①疾病利得
②解決すべき問題がない
③メンタルブロック
それでは
①疾病利得から考えて行きましょう。
自信が無かったり極端に不安が強い状況だと、無意識的に、何かに取り組むことが怖くなってしまいます。
失敗するのではないか?
笑われるのではないか?
バカにされたらどうしよう…
と考えて恐れの感情が出てきてしまうのです。
そこで無意識さんは、何にも取り組まないという選択をします。
なににも取り組まなければ失敗することはありませんし、バカにされることもありません。
この無意識下の戦略を「疾病利得」と言います。
つまり挑戦しないことによる何かしらのベネフィットがあるわけです。
自分の心がこれ以上、傷つかないように自分を守るシステムです。
思い当たる方は、焦らず1stepずつ行動しましょう。
「やりたいことを見つけよう」と思う前に、
まずは「自己肯定感」を十分に上げ、
その後に「自己信頼感(自己効力感)」を上げて行くと、自然と自分のやりたかったことが見つかるようになります。
次に
②解決すべき問題がない、を見て行きましょう。
私たちの行動原理は2つだけ。
「快を得るか、不快を避けるか」だけなのです。
今、十分に心地よくて不快な状態でなければ、人間は動く必要がないのです。
カンボジアで人身売買を解決した一人の日本人女性がいます。
大学生の時にカンボジアを訪れ、現地の現状を知った時に「これを何とか解決したい」と思い、すぐに行動に移しました。
カンボジアに限らす日本国内でもシステム的に上手く回っていない所はたくさんあります。
政治がもっと良くなるために政治家を目指してもいいですし、草の根ネットワークで問題解決をしようと思っても良い。
医療に問題を感じているのであれば、医者や研究者になっても良い。
現状の不満なところを探し出し、それを解決するために行動するのは素晴らしいことです。
まずは身近なところで、何かの問題を見つけたら、それを解決するために行動してみましょう。
