初めまして。お世話になります。
質問ですが、責めたい気持ちと罰する気持ちをなくすにはどうしたらいいでしょうか。
自分を変えたくて、今まで褒めたり、自己肯定感が上がるように本を読みあさったりこちらのブログに助けられたり(本当にありがとうございます)確実に変わってる部分もあるのですが、変わろうとすればするほど責めたくなり、後悔が少しでもあると罰さないと気持ちが悪くなってしまいます。
どうかアドバイスの方よろしくお願いします。
心の相談室:
EH様からのご質問です。
始めまして!
こんにちは、心理カウンセラーの水元です。
ご質問、ありがとうございました。
本を読んだりブログを読んだりと前向きに取り組んでおられるとのこと、とても良いことですね。
しかも、実際に自分を褒めたりと行動もちゃんとしていることは素晴らしいと思います!
「変わろうとすればするほど責めたくなる」ということは、
もしかしたら潜在意識の根底では「私は変わってはイケナイ」や「私は幸せになってはイケナイ」といった制限をかける信念があるのかもしれませんね。
こういった制限する信念を「リミッティング・ビリーフ」と言います。
このリミッティング・ビリーフがあると変化することが困難になるでしょう。
まずはこの制限しているビリーフを論駁(dispute)する必要があります。
本当は変わってはイケナイ理由も、幸せになってはイケナイ理由もないはずです。
しかし、思い込みがあるとなかなか変化を望めませんので、
「私は幸せになっても良い」という許可を与えましょう。
他にも、変化に対して不安や恐怖を感じる方もいらっしゃいます。
もし変化してしまったら、自分が自分ではなくなるような気がしてしまい、変化を恐れることもあります。
しかし、どんなに変わったとしても自分は自分でい続けますので大丈夫です。
必ず自己同一性は保たれます。
「後悔が少しでもあると、罰さないと気持ちが悪い」についてですが、
もっともっと寛容になりましょう!
EH様はそんなに悪人だとは思えません。
そんなに自分を罰する必要はないのです。
完璧な状況もありませんし、完璧な人間もいません。
自分も責めない。他人も責めない。
後悔するようなことがあったとしても、
「そんなこともあるよ~」
くらいで、許してあげましょう。
逆質問です。
他人が失敗した時に、責めるのではなく、
相手が救われるような言葉がけをするとしたら、
なんて言ってあげますか?
自分が失敗して罪悪感を感じている時に、
相手がなんて言ってくれたら自分は救われると思うでしょうか?
その思いついた言葉を自分にかけてあげるべきなのです。
EH様はとてもまじめで前向きに取り組んでいらっしゃいます。
素晴らしい方です。
そんな人をこれ以上いじめる必要はありません。
ふわふわの心地よい毛布で優しく包み込んであげましょう。
自分に寛容になること。
自分に優しくすること。
これは、愛です。
自分を愛することができるようになると、
とても穏やかな心で過ごすことができるようになりますよ。
★皆様からの質問を募集しております。
ご質問メールフォームから、ご質問をお送りください。