こんにちは、心理カウンセラーの石原です。

 

最近、読書ブームです。

この前、本屋さんに行ったのですが

一人本棚の前で吹き出していました!

だって

 

「叱らない子育て」という本の隣に

「上手な叱り方」という本が…(・・?)

そしてもうちょい言うと

その隣には

「ほめない育児」

 

 

自分なりの育児哲学のある石原でも混乱してきます!

これでは、育児書を読めば読むほどわけがわからない!

正解はなんなのだ?

と思ってしまうのも無理ありませんね。

 

そうです!そもそも子育てに絶対的な1つの正解というのはありません。

子どもも親もみんな個性を持ったオリジナルだからです。

そして、そのオリジナル同士の相性も絡んできます。

 

ただ原則は存在します。

 

参考にするなら、この2つの視点。

子どもに何を学ばせたいか(親側)

朝テレビのニュースで午後から雨予報

子どもに傘を持って行くように伝えるかどうか、迷ったとします。

 

あなたは子どもに何を学んで欲しいですか?

・伝えてあげることで、あなたのことをいつも気にかけていますよ。親の愛情を感じてもらうのも良いでしょう。

・伝えずに失敗をさせることで、自己責任や主体性を育てるのもアリですよね。

ちょっと大胆な方法なので、ずぶ濡れで帰ってきたり、風邪をひかせたり、リスクも大きいですが)

・あっ!中間もありますね。

「今日のお天気どうなのかね?」と先回りをし過ぎずに聞いてあげる、などなど。

そして、

子どもは何を学んでいるか(子ども側)

朝、傘を持って行くように教えてもらって、

・親はいつも私のことを考えてくれている。嬉しい。安心感や大事にされている感覚。

という気持ちを学んでいるかもしれないですし、

逆に、

・自分のことは、いつでも誰かがなんとかしてくれる〜♪

自分で考えなくていいや!甘えてしまえぇ!

と学ぶかもしれません。

 

 

雨が降るよ傘を持っていきなさいね、と教えてもらってない子どもは、帰り道もちろんずぶ濡れになります。

・自分がしっかりしなくては!

親の期待していた通り、自分で天気予報をチェックして準備することを学ぶかもしれません。

・おへそを曲げて、自分はちっとも親から大事にされてない、自分なんてどうでもいいんだという悲しい気持ちを学ぶかもしれまん。

 

 

 

こんな風に

「親が学ばせたいこと」「子どもが学んでいること」

は実はイコールとはならず別物なのです。

色々と情報はありますが、上記の2つの視点を考えながら、

「私たち親子に合っているのは、この方法」と柔軟に対応していけば良いのではないでしょうか。

 

 

欲張って言いますと(o^^o)

最終的には

親から大切にされてる安心感を持った、自力でなんでも乗り越えていける人に育てたいですね。

 

 

Author : 石原さわこ