周りの目を気にしてしまう

こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。

周りの目が気になってしまうとか、人がどう考えているか

気になってしまうというかたは沢山いらっしゃると思います。

なぜ気になるかと言えば、変に思われていないかとか、こんな

風に思っていないだろうかとか、他人に認められたいという

過剰な期待であったり、ひとことで言えば、自分に自信がない

ことが要因であることが多いと思います。

その理由は、罪悪感や劣等感、恐怖感といったものが自分の

セルフイメージにあったり、ちゃんとしなければいけない、

失敗してはいけないと完璧を目指してしまうような信念とか

価値観があったりすることで、必要以上に周りを気にして

しまうことがあるのだと思います。

これらについては、完璧主義をやめる、自分に自信を持たせて

あげるなどの本質的な改善が必要なのですが、それについては

これまでのブログやホームページのコラムにも書いてあること

ですので、ここでは触れません。


今回は、この周りを気にしてしまうということを長年やって

来てしまったために、習慣になっていたりクセになって

いたりすること。

この「習慣」、「クセ」をやめる表面的なテクニックとも

言えるものをお伝えしたいと思います。


それは、他人から自分を見ない、考えないと言うことです。

 
周りの目を気にしてしまう人は、「あの人は私を見ているだろうか」、

「あの時、あの人はどう思っただろうか」とか、

「こんなことをしたら、こんな顔をして怒っていないだろうか」と、

他人から自分を見てしまっている、考えてしまっているわけです。

簡単に言うと妄想してしまっているわけです。
でも、そう思っているかどうかは、わかりません。

そう思っていないことが多いでしょうし、そう思っていたと

しても「それがどうした」なのです。
なにしろ、自分ではコントロールできないことなのですから。
先ほども言ったように本質的には、自信を持つ、完璧主義をやめる

など、信念とか価値観を変えていくことが最も大切ではあります。

ただ、他人から見た自分を想像したり妄想するクセがあることに

気付いて、これをやめることも大切です。

妄想しないで正しく理解する、人がいるなとか私を見ているなとか

それだけ。

ここで妄想すると、「こう考えている」とか、「ああ考えている」

ということになってしまうわけです。

自分が相手を見てどう思ったか、「眠そうだな」とか「たくさん人が

いるな」とか、考えてみる。

テレビの画面を見るように、客観的に周りを見てみる。

人にフォーカスしないで、空が綺麗だなとか、花が咲いているなとか

そちらにフォーカスしてみる。

そんなことをして、こちらを習慣化してみてください。

-今日のひとこと メルマガ版より-

人に認められようと期待しなければ、
自然と尊敬され、

認められるようになるものよ
- グロリア・スタイネム –


心理カウンセリングのセラピールーム・ソラ

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