安心して穏やかに生きるためには

こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。

“安心して穏やかに生きるためには“

「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」

という本がありますが、

まさにその答えも2500年も前に

ブッダが出してくれています。

それは

「自灯明」

「法灯明」

です。

ブッダは

「自らを灯(ともしび)とし、

よりどころとして、

他を灯とすることなかれ。

を灯とし、

よりどころとして、

他を灯とすることなかれ。

人生は無常であるから、

怠ることなく勤め励めよ。」

と説いています。

「自灯明」は、

自分を信じて自分の頭で考え、

自分を拠り所に主体性を持って

自分軸で生きるということです。

自分の外に拠り所を求めて

誰かに認められるためとか、

誰かに頼り過ぎていると、

安心して自分の人生は生きられません。

自分を拠り所にするためには、

まずは自己肯定感が必要で、

それがベースになると思います。

そして、「法灯明」は

「真理」を拠り所として、

絶対軸、原則軸で生きるということです。

真理というのは仏教用語でもありますが、

むずかしく考える必要はなく、

国や時代が変わっても普遍的なもの、

原理や原則を指します。

物理で言えば、

万有引力の法則などは

物体に働く絶対的な原理、法則であって、

これに抗うことはできません。

人生にも目には見えなくても、

このような原理や原則が働いている

ということなのです。

セラピールーム・ソラのPCT療法のPも、

この原理原則を意味するPrincipleです。

人を大事にしなければ、

自分も大事にされませんし、

自分を大事にしなければ、

人を大事にすることもできません。

これも原則です。

ほかにも、

全てのことは変化し続けること、

人生は思い通りにいかないこと、

執着すると苦しくなること、

などが挙げられます。

これらを腑に落としていくことで

問題が発生してもそれらを乗り越え、

安心して穏やかに生きることができます。

人生の原理、原則は

まずは知識として学び、

できる範囲で実践し、

その範囲を広げていくことが大切です。

自灯明も法灯明も、

テクニックや表面的なことではなく、

実践していくには

多少の時間はかかります。

ともすると一生涯をかけて

学んでいくことかも知れません。

でも、それを少しでも理解することによって

その後の何十年の人生が変わるほどの

影響力があります。

安心して穏やかに生きるために、

ぜひ、自己肯定感を高め、

原則を学んでいきましょう。

Vision心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人

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