こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。
あなたは長年に渡るような体の不調はないでしょうか。
頭痛、肩こり、胃痛、その他身体中のどこかしらが痛むとか、調子が悪い。
病院に検査にいくのに、異常なしと言われて特に問題がない。
子供の頃から体が弱い、だから健康には人一倍気を使っているのに…
もし心あたりがあるようであれば、それは精神的なものが一因である可能性があります。
人間の脳は実際に体験していることと、考えたり想像していることを区別できない部分があるそうです。
それは自律神経系、つまり呼吸や心拍、消化など、普段は意識していない体の活動をコントロールしている部分です。
ここで想像してみてください。
酸っぱいレモンを切って、その酸っぱい果汁を絞って、それを口に流し込んだら…
唾液が出てこないでしょうか。
これと同じように、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようとマイナスなことを考えて不安なことを考えていると、実際にそのマイナスなことを経験している時のように緊張して体がこわばったり、血行がわるくなって呼吸が苦しくなったり、結果として免疫力も下がってしまったりもするそうです。
逆に楽しいことをやろうとか、ワクワクすることを思い浮かべたりとプラスなことを考えていると、実際にそのような楽しいことを経験している時のように体の調子がよくなったりするのだそうです。
たしかに楽しいことをしている時は、体も調子がいいですし、逆に不安なこととか失敗したことを思い返している時は体調も悪くなりますよね。
もちろん体調が悪い時には現実的に考えて、うがいをしたり薬を飲んだり、無理をしないようにすることも大切だと思います。
本当に調子が悪い時には病院で診察を受けることも必要でしょう。
ただ昔から、体と心はもう一体と言っていいほど、密接に関係していると言われます。
自分への言葉がけはプラスにしていくことも大切です。
「病は気から」
こういう面も少なからずあります。
ぜひ、プラスな言葉やイメージで自分を安心させていきましょう。