うつや不安も「重要度」を変えることで改善できる

 

 

 

こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。

 

 

私たちは様々なことに、こだわりを持っています。

 

このブランドの服が好き、このお店の食べ物が好きなどがそれです。

 

 

こだわりとは意識的か無意識的かに関わらず、

そのことに対する「重要度」が高い状態と言えます。

 

うつ状態や不安が大きい方も重要度を高くしているものがあり、

自分ではそれが当たり前で疑うこともなく、

自分の大前提になっていて自分を苦しめていることがあります。

 

 

うつ状態で多い、重要度が高いことの例

・周りに馬鹿にされず大切に扱われること

・周りに認められること

 

周りの状況に影響されることが多く、完璧主義になって疲弊しがち

 

 

不安が大きい状態で多い、重要度が高いことの例

・身体や心が傷つかないこと

・他人に嫌われないこと

 

人に嫌われにくくはなるが、

 周りに流されたり安定を求めすぎて自分の人生を生きられない

 

 

もちろん、大切に扱われることは誰でも悪い気はしませんし、時には頑張ることも必要です。

 

健康的に生きるのもよいと思いますし、

あえて人に嫌われたりすることもありません。

 

 

ですが、それらに対してあまりにも重要度が高い状態だと、生きづらいことになってしまいます。

なぜなら、コントロールできないことに期待してしまっているからです。

 

ですので重要度を上げるポイントを考えて、

バランスを取っていけばよいのです。

 

 

 

例えば、

大切にされること→自分が、自分も周りも大切にする

馬鹿にされないこと→否定されても気にしない自分になる

認められること→自分を認めて、自分の人生を生きる

身体や心が傷つかない→少しリスクをとって自分がやりたいことにチャレンジする

人に嫌われない→正しいこととして周りに思いやりを持って接する

 

 

→結果的に、人に大切にされたり、自分が本当にやりたいことをやっているので達成感や充実感のある人生になる。

経験が増えて不安も減り、周りにもよい影響を与えられる

 

 

こんなふうに重要度のポイントに気づいてバランスを変えていけば、自分も自分の人生も変えていくことができます。

 

まずは自分がどこに重要度をあげているかを考えてみましょう。

 

 

〜ーー

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

今回は「重要度」がテーマでした。

 

どこに重要度を持っているかを考えることは大切なのですが、

人生や重要度を変えるためには、自己肯定感を高めることも大切です。

 

なぜなら自己肯定感が低いと自分に余裕がないので、

重要度を変えて、こだわりを捨てることができないからです。

 

 

自己肯定感は能力や性格に関係なく、

自分で上げていくことができます。

 

重要度とあわせて、自己肯定感もあげていきましょう。^ ^

 

 

 

 

次世代型 心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人