こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。
感情的になって怒ってしまう。
誰しもあると思いますが、
いつもだと悩みになってしまいますよね。
怒りの対処法として、
アンガーマネジメントというものがあります。
例えば、反射的に反応しないよう6秒我慢する。
それで収まる怒りもあるでしょうが、
ストレスは溜まるし、いつかは限界が来ると思います。
そもそも怒りとはなんでしょう。
それは「悲しい」という「感情」が生まれた時の「表現」です。
ではなぜ悲しいと感じるのか。
それは根底に「期待」があるからです。
他人や同僚、友人や家族、他人や世の中など、
程度は違えど私たちには
「こうあるべき」
「こうあって欲しい」
「こうして欲しい」
という期待が隠れています。
その期待が裏切られた時、
私たちの中に悲しいという感情が生まれます。
それが怒りやイライラ、または泣くという表現として表出してきます。
つまり、「怒りの根源は期待」です。
すべてのことに期待しないこと。
これが怒りをなくし、ストレスを溜めずに生きることにつながります。
期待をなくすなんて寂しい、愛がないのではないか?
すべてを諦めろということか?
と思うかもしれません。
そうではなく、
「見返りを求めないこと」
「思い通りにならないこと」
「違いを認めること」
を理解することなんです。
期待が大きいほど、
思い通りにならなかった時、
落差が大きいので悲しいという感情も大きくなってしまいます。
逆に初めから期待をしていなければ、
少しでも思った通りになった時、
「嬉しい」
「ハッピー」
「ラッキー」
という気持ちになって、
それが「感謝」という気持ちにもつながります。
期待をなくせば、ストレスも減って余裕が持てます。
重要なのは、その余裕を
自分はどう関わる事ができるか?
自分がやるべきことはないか?
と、自分がコントロールできることに使うということです。
まずは、イライラして来たら
「自分は何に悲しいと感じているのだろう?」
と質問してみてください。
そうすると、
「こうなるはずだ」
「こうあって欲しい」
「こうして欲しい」
という期待が見えてくると思います。
思い通りにならないこともあるし、
みんな違う価値観で生きています。
世の中も残念ながら、
素敵できれいなことばかりではないですよね。
それを毎回、
自分で理解していくようにすれば、
期待を手放し、イライラや怒りも減らすことができます。
そして、その中で
「自分はどうあろうと考え、どう行動するか」
ということに意識を向けていきましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は「怒り」がテーマでした。
怒りの根底は期待。
期待を減らすことがかぎになります。
期待を無くしていくと、
溜めたストレスを発散する生き方ではなく、
ストレスを溜めない生き方ができます。
そして、なぜ期待が大きいかというと、
自分軸で生きている部分が少ないというのも一つの要因です。
自分軸で生きるための前提としては
自己肯定感が必須の条件になります。
自己肯定感は能力や性格に関係なく、
自分で高めていくことができます。
自己肯定感を高めて
他人や世の中への期待をなくし、
自分軸で楽しく生きていきましょう。^ ^