こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
緊急事態宣言が発令され、外出を自粛したり今まで以上に家族と過ごす時間、お子さんと過ごす時間が増えた方が多くいると思います。
(私も…普段より家にいる時間が増えてます。)
家族との時間が増えると、2通りのケースがありますね。
・ずっと顔を突き合わせているとストレスがたまり、ケンカが増えたというケース。
・家族、子どもといろいろ話す時間が持てて良かったというケース。
どうせなら…
家族といろいろ話ができて幸せを感じる時間が増えた!の方が理想ですよね。
そのためには、ぜひぜひ
「相手の気持ちを理解しようとする聴き方」
をオススメします(^^)
人は一日の中でもいろいろな感情を感じたり、状態も刻刻と変化します。
不安、悲しみ、嫉妬、イライラ、喜び、安心、感謝…
特に、コロナウイルスとの戦い!真っ只中。
テレビを見れば不安が募るし…外で発散もなかなか難しいし…
マイナスな感情が増えているのでは?ないでしょうか。
なので、家族の方の言葉の中にマイナスな感情を感じても
「あぁ…この人は今、そう感じているんだな」
と、受け入れてあげてください。
それが、「気持ちを認める聴き方」です。
相手の話に、歯がゆい気持ちや、嫌な気持ちになったとしても、批判や忠告をしないことです。
(この失敗を何度もしているのは…私です〜(o´艸`))
「あぁ!そんなのオカシイ!」
「なんで、そんな風に思うの?」
「そういうの…嫌い!」
…..ではなくて
「そうか、それは不安にもなるね」
「それは、嫌だね」
「それは悲しかったね」
…..こちらが推奨です。
ご自身でも…経験ありませんか?
気持ちを認めてもらうと、「分かってもらえた」と、気持ちが落ち着く経験。
家族と穏やかに過ごすコツです。
でもでも…
「歯がゆさやイライラといった、私の気持ちは一体だれが認めてくれるのよぉ〜!」
という声が聞こえてきそうですね(笑)
まず、自分が「そっか!私は今、悲しいなぁ…とおもっているんだな」と、自分の気持ちを受け入れてみてください。
家族や子どもをとても大切にしていたとしても、うっとうしいと感じたり、ひとりになりたいと思う時があります。
自分の気持ちを認めれば、ムダにイライラをぶつけることもなくなります。
自己嫌悪におちいらなくてすみます。
「ごめん、また後でね」と言って、少し離れてひとりの時間を持ってください。
まず、自分の気持ちを認めてあげること。
すると…心の余裕が生まれます。
話す時間を増やすことが大切なのではなく、
短くても「気持ちを認める聴き方」をすることを意識されるといいと思います。
何気ない会話のなかに、穏やかさと心地よさ、安心を感じる…(^-^)
幸せな時間になることでしょう。
この、未知のウイルスとの戦い、という歴史的にも大きな出来事を…のちのち、
「こんなに穏やかで、幸せなひと時を持つこができた」
そんな風に思い出せる出来事になりますように。