こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。
誰しも失敗は怖いと思ってしまうもの。
私も、まだまだ失敗恐怖症なのですが、
先日、なんとも力をもらえるような言葉に
出会いました。
1910年に、セオドア・ルーズベルト米大統領が
行った演説の一節です。
「競技場に立つ人」として
知られているそうですので、
ご存知の方もいらっしゃると思います。
(以下、一部省略などあり)
ただ批判するだけの人に価値はない。
強い人のつまずきを指摘し、
やり手ならもっと上手くできたはずだと
粗探しするだけの人には。
称賛に値するのは、実際に行動した人物であり、
競技場に立ち、
埃と汗にまみれながらも勇敢に戦う人だ。
ある時は間違いをおかし、
あと一歩というところで
届かないことが何度もあるかもしれない。
何をするにも間違いや欠点はつきまとう。
それでもなお、
ことを成し遂げるためにもがき苦しみ、
情熱を燃やし、力を尽くし、
有意義な目標に向かって
身を粉にして励む人こそ偉大なのだ。
順風ならば最後には勝利に輝くだろうし、
最悪の場合、失敗に終わるかもしれない。
だが彼らは、
少なくとも果敢なる挑戦をしたのである。
その人物は勝利も敗北も知らない
臆病なものたちとは一線を画している。
これを読んだ時、とても耳が痛いと思うと同時に、
なにか背中を押してもらえるような、
そんな感じがしました。
我々は完璧に準備ができたらと慎重になり過ぎて、
結果、時間を浪費してしまいがちです。
もちろん、自分の人生ですからどう生きようと自由です。
人によって有意義なことも様々だと思います。
ただ、評論家や傍観者になることなく、
勇気を持って行動し、
新しい人間関係を築いたり、
創造的な活動をしたり、
今まで躊躇していたことを思い切って
やってみることも価値があるのだと思います。
なぜなら人生は一度きりで、
いつ終わるかもわかりませんし、
いつか必ず終わるのです。
あなたにとっての有意義な目標、
競技場はどこでしょうか。
まずは一歩、勇気を出して踏み出してみましょう。
あとになって後悔しないように。
せっかく、生まれてきたのですから。