こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。
社会人になった頃、
そして30代、40代・・・と少し前まで、
「大人なんだからちゃんとしなきゃ」って思ってました。
でも、この「ちゃんとする」とか、
「大人」をよくわからないまま、
勝手なイメージだけで目指していたと思います。
「ちゃんとする」の意味を調べると、
「すべきことをきちんと行う」とか、
「しっかりする」ことなのだそうです。
では、
「ちゃんとした大人」ってどんな大人でしょうか。
昔はなんとなく、
「常識的にみんながやっていること、
するべきこと、しなければならないことを
我慢してでもやっている」
「真面目で責任感があって
なんでも完璧にこなせる」
みたいに思っていたかもしれません。
どちらかというと、
金銭的な自立とか行動面の自立のイメージですね。
いろいろ失敗しまくって、(^^;
多少の経験と知識が増えた今、
セラピールーム・ソラのスタッフ間でも話をして、
そういう面はある程度は必要とは思うものの、
もっと大切なことがあるとの結論に至りました。
例えば、
相手を気遣い、配慮ができること
常識にとらわれず自分の頭で考えられること
視野が広く、現実的、論理的に物事を考え行動できること
それは言い換えると、
自分の人生をどう生きるかを自分の頭で考え、
自分軸で生きている人。
精神的に自立できていて、
思いやりをもって自ら行動できる人。
そんな感じでしょうか。
自分もまだまだだなあと思いつつ、
漠然と「ちゃんとする」よりも、
少しでもそういう「大人」を目指していきたいと思っています。
もちろん人はそれぞれにさまざまな事情、
背景があるでしょうから、
自分ができる範囲で心がけて行動すればいいんです。
力を抜いて気楽に、
自分が好きなことや得意なこと、できることを活かして、
周りに貢献しながら、
遊び心を持って人生を楽しく面白がればいい。
そんなふうに考えると
肩からも力が抜けて、
ゆる〜く「大人」を目指していけますよね。
そうすることで、
人生はもっともっと充実させていくことができます。
世の中の常識にとらわれず、
どうしたら実現できるかを考えて行動し、
人生を充実させていきましょう。