自己肯定感と自分勝手は全く違う

 

 

 

こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。

 

精神的な問題、

うつや不安症、人間関係などの改善に、

自己肯定感はとても大切です。

 

しかし、自己肯定感が高い人は自分勝手で、

自分もそうなってしまうのではと疑問を持たれてしまうことがあります。

 

これは大きな誤解です。

 

 

世の中を見渡すと、

確かに自信がありそうで迷惑をかけてもへっちゃらみたいな人もいます。

 

それは自己肯定感が高いのではなく、

自己評価が高い状態と言えます。

 

自己評価は高いのですが、

自分としっかり向き合えていないのです。

 

 

自己評価だけが高い人は、

自己肯定はあまりできていないので、

他者からの承認欲求は強く、

自己評価が高いことから少し傲慢になったりします。

 

自分の能力が高い分野では社会的な成功を実現することもあります。

 

しかし、それは承認欲求という外的なものが動機であるので、

時に周りの人への配慮が欠けていたりします。

 

本当の自分の人生を生きていないとも言えるかもしれません。

 

心の穏やかさもあまり感じられません。

 

 

自己肯定感が高い人はその逆になります。

 

承認欲求ではなく、

自分が好きなこと、やりたいことという内的な動機で行動し、

自分の味方になることが無意識にできているので

自然に周りの味方になろうという意識も働き、

気遣いもできるのです。

 

自分も好きなことをやっているし、

周りへの配慮も自然にできるようになるので、

心も穏やかな状態でいられます。

 

 

このように自己肯定感は人生の土台になります。

 

 

もちろん今、自己肯定感が高くなくても大丈夫です。

 

自分がこれまでわがままになっていたとしても、

自己否定、他者否定的になっていたとしても全く問題ありません。

 

能力や性格も関係ありません。

 

 

正しい知識を知り、

少しずつあきらめずに取り組んでいけば

必ず自己肯定感は上げていくことができます。

 

自己肯定感を上げて、自分の本当の人生を取り戻しましょう。

 

 

 

 

 

 

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心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人