こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
何かトラブルが起きたとき、あなたの心の中にはどんな言葉が浮かびますか?
「私のせいだ…」「やっぱり私はダメだな」
そんなふうに感じることが多い人は
自分を責めやすい“自責タイプ”かもしれません。
逆に「なんであの人はあんなことを…」「信じられない」
と感じることが多い人は
人のせいにしやすい“他責タイプ”の傾向があるかもしれません。
では、どちらが良いのでしょう?
うーん、どちらもあまり良い方法とは言えないかもしれません。
自責では落ち込みやすくなり、他責では周囲との関係がギクシャクしてしまうことが多いからです。
私自身も昔は「あの人のせいで…!」と心の中でつぶやくことがよくありました。
なんだか、いつも怒っていました。
そこで、最近いつも心がけているのが
「誰も責めないで解決する方法を考える」こと。
(そうなのです。油断すると、つい「誰が悪いのか?」と犯人捜しをしてしまうものですよね。)
たとえば、こんなふうに考えてみてください。
「どうすれば、この問題を誰も傷つけずに乗り越えられるだろう?」
「今できる“最初の一歩”って、なんだろう?」
「誰が悪いか?」よりも
「これからどうする?」に意識を向けると、自然と建設的なアイデアが浮かびやすくなります。
“誰も責めない”という姿勢は
実は、自分自身や周りの人に対するやさしさでもあるのです。
問題が起きたときこそ
やさしさで解決してみませんか? (^^)
