こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。
「むずかしい、ムリ、できない」
普段、こんな言葉をつぶやいていないでしょうか。
実は私もこれが口ぐせになっていました。
脳はとても高性能で複雑なところもありますが、ある意味、単純な部分もあるそうです。
言われたことを素直に、そして忠実に実践しようとします。
「むずかしい」
「ムリ」
「自分にはできない」
などの言葉を普段言っていると、それを実践していきます。
ああ、難しいのか。
無理なんだ。
できないんだ。
そこで思考が停止してしまい、諦めてしまいます。
そして普段言っていることが、自分の当たり前になってしまうのです。
もちろん、自分にとってやる必要のないことであればいいのですが、自分にとって大切なこと、必要なことであれば、それはもったいないですよね。
これからはぜひ、
「どうやったら出来るようになるだろう」
「出来るようにするにはどうしたらいいだろう」
「やればできる」
「簡単、まずはやってみよう」
という質問や言葉に変えて、少しでも自分で考えてやってみるクセをつけていきましょう。
もちろん、わからないことは人に聞いたりインターネットや本で調べてみるのもいいですよね。
今はインターネットで様々な情報が得られますし、本も翌日には届くような時代。
これを使わない手はありません。
また、これまでとはまったく違うアプローチを考えてみるのもよいのだと思います。
自分の当たり前を疑って、必要があればそれを変えていきましょう。
こんな人になりたいという目標になるような人がいれば、その人だったらどうするかと考えてみるものよいと思います。
そして、自分なりに考えて工夫し、経験して自分のものにしていけば、さらによいですよね。
自分で考えるクセをつけていけば、それが主体性を高め、自立につながっていきます。
まずは口ぐせを変えて、少しずつ考えるクセをつけていきましょう。