心のトレーナーになろう

こんにちは、セラピールーム・ソラの梶原です。

心と体はよく似ているところがあります。

普段、身体の健康のために

食べるものに気をつけたり、

運動や筋トレをしたりすると思います。

では、心はどうでしょう。

ポジティブに考えようとか、

嫌なことは忘れようと心がけたり、

楽しいことをしようとしたりはあると思いますが、

それ以外はどうでしょうか?

実は心も体と同じで、

自分でしっかりと管理して

トレーニングすることが大切です。

まず、心の食べ物にあたるのが言葉です。

普段、何気なく使っている言葉、

家族や周りの人に使っている言葉だけでなく、

ひとりでいる時などに考えている言葉、

心の中に浮かんでくる言葉が

それにあたります。

家族や他人には気を遣って気をつけていても、

自分の心の中で、

自分はダメだとかバカだとか、

なんでこんなこともできないんだろう、

最悪だ、

嫌われたらどうしよう、

などの言葉を使っていると、

心の健康にとても悪影響を与えます。

失敗しても、

まあそんなこともあるよとか、

次はきっとうまくいくよとか、

さすが!よくできた!と、

自分を許す、

認めたり

褒めたりするような言葉は

栄養のある食べ物になります。

逆にそんな栄養のある言葉を

自分にかけられていないと、

他人への承認欲求につながっていき、

人目が気になったり自信を失い、

周りの出来事に

一喜一憂することになってしまいます。

ぜひ、自分の心に栄養のある言葉を

食べさせてあげましょう。

では、心の運動はどんなことがあるのでしょうか。

ひとつの例として、

他人に期待をしないこと、

感情に振り回されない練習が

心の筋トレにあたります。

私たちは無意識に

他人に期待をしてしまいがちです。

「こうするべき」、

「こうしなければならない」

といった思考が多い場合は要注意で、

他人にもそれを期待してしまいがちです。

特に近しい家族などには、

やってくれて当たり前

という気持ちになりがちなので

より注意が必要です。

そんな気持ちは、

「期待通りにいかなかった」時に、

悲しいという感情が出てきてイライラしたり、

怒ることが多くなります。

でもよく考えてみると、

自分も思い通りに

行動できないことが多いのに、

他人はもっと思い通りにいかないものです。

ですので、イライラした時には、

「私は何に悲しいと感じているのだろう?

他人に期待をしたからだな」と内省し、

「そんなことを考えて

イライラするのはもったいない」と考え、

自分ができることに集中していったほうが得策です。

これは心の運動、

筋トレとしておすすめですので、

ぜひ練習してみてください。

もちろん、最初は気づくこともできなかったり、

感情に振り回されることもあると思います。

体の筋トレと同じで、

一朝一夕には結果は出ません。

少しずつ、

無理のない範囲で続けていくことが

一番大切です。

続けていれば、

いつか、イライラすることが減ってきた、

できるようになってきたと思える日が必ず来ます。

今日から心の健康の管理者、

トレーナーになって、

自分の心を管理し、

鍛えてより良く育てていきましょう。

次世代型 心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人

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