生きづらいという現実は本当なのか?

こんにちは、心理カウンセラーの梶原です。

今がとても生きづらい、日々そう感じている。

でも周りには、気にしすぎとか大したことないと言われる。

そう言われると、あなたと私は現実が違う!と思ってしまいますよね。

でも、頭のどこかでは自分でも気にしすぎかなと思ったことはありませんか?

もし、そうなら一度、自分の中の常識を疑ってみましょう。

私も過去に同じように感じていたことをまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

長い間、生きづらく苦しい思いをしている。

その方にとってはそれが確かな現実です。

その方の現実は、つらかったりイヤなことや大変なことが続いているのだと思います。

では、人は現実をありのままに見ているのか?

答えはノーです。

ひとは目に入ったもの、聞いたことなどを自分の信念や価値観というフィルターを通して解釈をして感じています。

例えば、

・外に出たら人がこちらを見て笑っている。

ある人は「あ、なにかいいことでもあったのかな?」と思うかも知れませんし、気にも留めないかも知れません。

ある人は「私を笑っている!」と思うかも知れません。

・歩いていてすれ違う人が、咳払いをした。

ある人は「風邪気味なのかな?」と思うかもしれませんし、気にも留めないかも知れません。

ある人は、すれ違うタイミングで咳をした。「わざとやったのかな。私が何か悪いのかな?」と思うかも知れません。

ごく小さな出来事の例です。

このように人は自分の信念や価値観、そして自己認識に基づいた見方をしてしまうのです。

もちろん、長い人生、実際に大変なこともありますね。

ただ、そのようなマイナスな出来事にも、ついつい目を向けてしまいがちということも影響しています。

何かに興味を持つと、それがとたんに目につくことはありませんか?

例えば、車を買おうとしたら、そのメーカーの車がやけに走っているとか、あるブランドのものを欲しくなったら、そのブランドばかり目に入ってくる。

これは誰にでも経験があることだと思います。

それと同じように、マイマスなことを考えている人はマイナスに見えることばかりを探してしまいます。

マイナスに考えてしまうのは少なからず、自己肯定感が低い、自分は嫌われるような人間だ、迷惑をかけている存在だという有益ではない自己認識から来ているものです。

人はそれが有益か有益でないかに関わらず、見たいように見て、聴きたいように聴いて、感じたいように感じているのです。

まずは、そう見えていたりすることは自分の思い込みも多く関係していて、意識すれば変えていくことができると認識をしましょう。

これらに気付いて、自分が感じていることは少なからず思い込みが大きく関係している。

なんとなく自分が悪いと思っていることは、自分がそう思いたかっただけだ。

人はそんなに他人のことなんか気にしていない。

理想の自分、理想の親だったらなんて声を掛けてあげるかと考えて、自分に言い聞かせてあげてください。

そう思おうとしてしまっているだけ、大したことない。大丈夫だよ。

やさしく声をかけて自己認識を変えていきましょう。

Vision心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 梶原清人

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