こんにちは、心理コンサルタントの水元です。
「人類の進化」のお話は好きなので、軽い気持ちで見てみました。
中田敦彦氏のyoutube大学
「サピエンス全史」
なんとこの本が全世界で1200万部の大ベストセラーらしいのですが、
なぜ、いまさら、人類の進化の話がそこまで売れるんだろう???
不思議~、、、くらいの気持ちで見ていたのですが!!
これは、人類の進化の話に留まらず、
FACTの話だったり、哲学の話だったりしたのです。
その中でも面白かったのが、
私たち人類は、進化の過程で「認知革命」が起こったということです。
革命的な認知とは何かというと、フィクション(虚構)を理解できるようになったということなのです。
これにより、事実以外の、たとえ話や、明日はどうしようというようなコミュニケーションが可能になったのです。
そして、それが後世になり
「王国」「貨幣」「宗教」などのフィクションを信じるということが可能になりました。
「王様は偉いんだぞ」という虚構が理解できたため、王を中心とした王国を創り上げることができ、
「この紙やコインには価値があるんだぞ」という虚構が理解できたため、お金というものを創り上げ、
「神様っているんだぞ」という虚構が理解できたため、宗教というものが作り上げられたというものです。
これはとても面白い考え方ですね。
それでは、早速見て行きましょう!
①上巻
②中巻
③下巻
哲学者として、心理カウンセラーとして、
この動画を見ながら考えていたのは、
「人の悩み」というのは、全てフィクションをもとにしているのかも知れないということです。
抽象度の高い思考ができるようになったために、悩みが大きくなっているだけではないか?
アドラーの個人心理学でいうように、
「今、ここ」にすべてを集中し、
「今、ここ」に強烈なスポットライトを当てれば、
思い悩むことなんて何もないのではないか?ということです。
お金が無いとか、結婚できないとか、過去の出来事が、将来の不安が…
といったような悩みというのは、
もしかしたら、進化の過程でフィクション(虚構)を理解し
抽象度の高い思考を認知できるようになったからではないか?
そんなことにフォーカスする必要はないのではないか?
と思ったのです。
まとめ動画の解説が面白かったので、
ヒマヒマな方は、観てみるのも良いと思います。