Q.相手はどう思っていたのでしょうか?

Q.相手はどう思っていたのでしょうか?

水元先生、アップルです。先日は大変ためになる回答を頂き、ありがとうございました。 納得できたことで義母の事を許せる気持ちにもなってきました。

あともう一つ質問なのですが、私は義母の亡くなる数年前から質問攻撃に頭にきて義母の家に近寄らなくなりました(“質問攻めをこれ以上するな” と主人が義母に言ってはくれました)。
しかしその後しばらくして義母の末期の大腸がんが発覚し、義母は帰らぬ人になりました。私が彼女の家に行かなくなることで彼女はどう感じていたのでしょうか?
そういう人って「私がこれだけやってやったのに、なんで来ないの!!」みたいに思うのでしょうか? (実際、私が病気で入院した時も看病に来てくれたりしたので。) 人それぞれ違うとは思いますが、傾向みたいなものがもしあれば教えてください。

心の相談室:
アップル様から追加の質問です。

こんにちは、心理コンサルタントの水元です。
ご質問、ありがとうございます。

そうですね~。
実際には相手が何を考えていたのかは、
もちろん、知る由もありませんが。

「私がこれだけやってあげたのに!」とかも思っているかもしれませんね。

前回のご質問の内容から、義母様は不安系が強いみたいでしたので
「何か気に障ることを言っちゃったかなぁ…」と思っていたかも知れません。

いずれにしろ、「原因と結果の法則」からすると
義母様が蒔いた種でしかないので、
他人がコントロールできないことですよね。

アルフレッド・アドラーさんは
「課題の分離」ということを提唱しています。

自分の思考や行動は、私の課題。
義母様の思考や行動は、義母様の課題。

相手が何をどのように解釈し、
どのように考えるのかは、相手の課題ですので
考えても意味がありません。

「私の課題ではない!!」と割り切って
あまり考えないようにしましょう。

それよりも、
自分はどうすべきだったかなぁ~。
愛の人だったらどうしたかなぁ~。
マリア様だったら、どうしたかなぁ~。
マザー・テレサだったら、どうしたかなぁ~。
と、考えることが重要な気がします。

年上だから自分よりオトナということもなく
年下だから知識が足りていないということもなく
他人に対しては
「そういう人なんだなぁ~」と思うしかないですよね。

アップル様はとても客観的に分析されており
とても上手な対処法だったと思いますよ。

相手の感情的、感覚的な物言いに対し
感情で返すのではなく、
冷静に「もう会わない」という対処を取れたことは
とても素晴らしいと思います。

無理して頑張って、相手に合わせ過ぎてもツラくなるばかりです。
自分と相性の良い人もいるし、
たまたま自分と相性の合わない人もいますので
気にしないようにしましょう。


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心理コンサルタント・ライフコーチ
Author : 水元和也

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