人間は誰しも同じものを見ていない。
人はみな自分自身が観たいものしか見ていない。
– カエサル –
私たちが現実を見るときに、誰もが同じような現実を見ているわけではありません。
人それぞれの独自の世界観で世の中を見て、それを現実のように思っているのです。
私たちは見る、聴く、嗅ぐ、味わう、皮膚感覚という五感を通して現実を認知していますが、 私たちは現実をそのまま見ることはできません。
なぜなら、私たちの誰もに「確証バイアス」という仕組みが備わっているからなのです。
確証バイアスというのは、何かを認知する時のフィルターだと思ってください。
(独自のサングラスと表現される方もいらっしゃいます)
このフィルターの正体は「信念」「価値観」「先入観」「思い込み」です。
そのフィルターを通して入ってきた情報を認知しているのです。
ですから、同じ現実に触れた時に、同じように感じることはないのです。
あなたは、世界をどのように見ているのか?
例えば、上のサーフィンの写真を見た時にどのように感じるかは人それぞれです。「楽しそう」「ワクワクする!」という方もいるでしょうし、「怖そう!」「危ない!」と思う方もいるでしょう。
人それぞれで解釈が違ってしまうのです。
私たちは日本国に住んでいます。
ほぼ、同じような環境で、ほぼ同じような情報にさらされています。
さて、あなたが感じていることはどんなことでしょうか。
Aさんは「こんなに安全で住みやすい環境はない。ありがたいなぁ」と感じ、
Bさんは「こんな国はダメだ。毎日ツラい」と感じているかもしれません。
それは、何かしらの解釈の違いによる結果なのです。
解釈を変えれば、
もっと楽しくて幸せな気持ちを毎日味わいながら生きることだって可能でしょう。
世界をどのような視点で眺めるかは、あなた次第なのです。
積極的に、楽しくなるような解釈に変化させていきましょう。
.
.
Author:水元和也
■□ 心理カウンセリング □■
■□ セラピールーム・ソラ □■