価値観はみんな違っていて当たり前

こんにちは、心配カウンセラーの石原です。

これが大切。

こうするべきなんだ。

これが正しい。

こうあるべきなんだ。

誰でも、こういった自分なりの決まり事を持っていますよね。

これ、信念価値観と言われるものです。

信念や価値観はどのように作られるか?というと、その人の生きてきた環境の影響を大きく受けます。

そして、偏見のコレクションとも言われるのですが

同じ環境にいた兄弟でも、自分が何を重要と思うか?とか、印象に残る強さで集めるコレクションもそれぞれ変わってきます。

(なので偏見のコレクションと表現されたと思われます。)

例えば、

中学生時代、担任の先生がとても熱心な指導をする先生で、

「物事を途中で投げ出すことはイケナイ!」と常日頃言っていたとします。

とある生徒はストレートに「そうなんだ。途中でやめることはイケナイことなのか。」と自分の中にインストールします。

また別の生徒は「でも親が、色んなことチャレンジすることが大切。って言ってたよな。全てをやり続けること?無理だし、大切じゃないよな。」と、自分の中にいれません。

環境の影響は大きいのですが、同じ環境にいても

こんな感じで、人それぞれの信念や価値観が出来ていきます。

さて、コミュニケーションの中で

「この人何を考えてるのだろ?」

「理解できない。」

「ちゃんと分からせたい!」

と思った経験ありませんか?

これは自分と同じ価値観ではない。と感じている状態。自分と同じ価値観で物事を見て欲しい。という気持ちの表れでもありますね。

でも

そもそもその人が、どんな環境で育ち、誰に何を教えてもらい、どんな言葉をいつもかけられどんな風に扱われて育ってきたか?

知っているでしょうか?

たぶん、何一つ知りませんね。

自分の全く知らない人の中で、色んな言葉を聞きながら色んな対応をされながら育ってきた人なんです。

自分と同じ価値観を持っていなくて当たり前です。

これは、友だち、パートナー、両親にも…周りの人全てに当てはまりますね。

自分の価値観を相手に押し付けないこと、これも思いやりの1つです。

「この人は、こう考えるのだな。私とは違うけど、それはそれ。」

そんな風に相手のことを見てあげられたら、それこそ思いやりです。

自分の価値観も相手の価値観も尊重してあげられると、コミュニケーションはずっと上手になると思います。

Vision心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 石原さわこ

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