こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
子どもが成長して自立できるまでに、親は何百、何千と教えたり、ほめたりします。
なので、どんな事を伝えていくかによって、子どもの成長に大きな影響を与えますね。
いろんなノウハウはあるのですが、私の思うシンプルな原則としては
「プロセスをほめる」です。
これは、子育て以外でも夫婦間、職場での関わりなどにも使える原則と思うのです。
プロセスをほめるとは、よい結果をほめるのではなくて、よい結果を出すことに繋がった努力や心持ちをほめることです。
〔例えば…母と息子の会話があったとします〕
息子「お母さん!この前のテストで100点とったよ!」
×母「わぁ!100点すごいね。今度のテストも100点とれるといいね!」
◯母「わぁ!100点すごいね。最近は家でもよく勉強してるし、先生からもよくお話を聞いてるって言われてたね。努力したんだね、えらいね。」
100点をとったことだけをほめられた子は、勉強することに対して喜びを感じるのではなく、100点を取ることに喜びを感じるようになります。
もちろん毎回100点をとれるとは限りませんので、いい結果が出ないと落ち込みますね。
一生懸命に勉強したことをほめられた子は、もし結果が今ひとつであっても、一生懸命勉強したことに喜びを感じるようになります。テスト以外でも、何かに一生懸命に取り組むことに喜びを感じるようになるのです。
そうなのです!
結果を出すためのプロセスをほめてもらった子は、努力した時の充実感を味わえるようになるのです。
また、結果に結びつく自分の長所をほめられた子は、自分自身を評価されている!という気持ちになりますね。これは、自己肯定感を育むことに直結していると思います。
ぜひ、お子さんをほめる時には
結果ばかりに囚われず、プロセスを見てたくさんほめてあげて下さいね。
ほめどころ満載なはずです♪