心のクセは変えられる

こんにちは、心理カウンセラーの石原です。

私たちは、毎日の生活の中、ほとんどを無意識的にこなしています。

無意識の大きさを知っていますか?

文献によっても違いがありますが、90%〜97%

と言われています。

自分のほとんどですね。

無意識(潜在意識)とは、

意識しないで機能・行動・思考している部分。

意識(顕在意識)とは、

意識して機能・行動・思考できる部分。

意識的に継続することで、無意識に新しく書き込むことや書き換えることもできます。

例えば

私たち大人は、トイレに行くとき、何も考えていませんよね。

(なぜかトイレの例えで失礼致します(`))

トイレに行きたいな、と感じたら、無意識に立ってトイレに行ってきます。

何にも考えなくても、頑張らなくても出来ますよね。

でも、小さな子どもはそうはいきません。

トイレに行きたくなったら、

「お母さん!トイレ〜!トイレ行きたい!」訴えます。

「さっさと行けばいいのに~」と、

大人は思っちゃいますが、子どもはそうはいかないのですよ。

トイレ!と宣言して、付き添ってもらいながらトイレへ行きます。

そして、

ズボンとパンツをどこまでおろせば、ひっかからないか。

トイレのどの辺に座ると失敗しないのか。

どんな角度で座ったら、失敗しないのか。

どれくらい紙で拭けばいいのか。

成功と失敗をくり返していきます。

そして、ある時自分にとっての最適な方法を見つけたら、毎回それを繰り返す。

それを続けて行くうちに、毎回トイレの度に一生懸命考えなくても上手にできるようになります。

トイレの仕方の無意識への書き込み完了!です。

「トイレをする」ことを意識的にしていたのが、無意識的にできるようになるのです。

何度もくり返し意識的に行うことで、人は、無意識部分にその行動を書き込んで生きています。

トイレだけでなく、

毎日の行動も全く同じです。

歩く、食べる、飲む、自転車に乗る、おしゃべりする、人との関わり方

そうです!

自分という人の扱い方や周りの人との関わり方も、全く同じです。

生まれた時はまっさらです。

いつしか、自分の方法を無意識に書き込んでいるのです。

もし、

「自分はこんなダメな生き方しかできない人」

「自分は変われるはずはない」と、思っている方がいるならお伝えしたいです。

上手くいかない生き方を繰り返した結果、今は無意識的に行っているだけです。

ただのクセなのです。

先程のトイレの例でいうと、トイレの蓋を閉めないクセがついていたとします。

結婚して、一緒に住み始めた人から

「トイレの蓋は閉めて欲しい」と言われたら意識をすることで、そのクセは変えていけますよね。

意識的に取り組むことで、理想の生き方が無意識的に自然にできるようになるのです。

今、どんなクセを持っているのか?は大きな問題ではありません。

変えていけるものですので(^_-)

どんなクセを持って生きていきたいのか?が大切です。

(いやいやぁ〜何故か?トイレネタ…笑。失礼致しました!)

Vision心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 石原さわこ

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