期待と応援

こんにちは、心理カウンセラーの石原です。

親は、みんな子どもの幸せを願っている。

これは、共通の思いだと思います。

ただ、一つ分かれ道があるように思うのです。(期待と応援)

子どもの幸せとは何でしょうか?

・まずは、自分で生きていく力のある人に育てたいですね。

・そして、生きているだけでなく幸せだと感じながら生きていって欲しいですよね。

(カウンセラー養成講座のテキストにもあるのですが(^-^)幸せとは「なるもの」ではなく「感じる」ことです)

幸せだと感じながら生きて欲しいということは

自分の周りにあるものに感謝して、幸せを感じられる人になっていけば良いですね。

子育てに悩む方の中には

この子どもの幸せ

を考えることがポッカリと抜けてしまっていることがあるように思います。

優秀な成績をとること、有名な大学への進学、大きな会社への就職、医者になれば、弁護士になれば

これは、親の描く「幸せ像」であって、子どもの幸せとは必ずしも一致しません。

もっともっと自分の興味や強みを活かして生きていく道を、子どもは思い描いているかもしれません。

数年前に保育士をしていた頃に、読んだ本にこんなことが書いてありました。

(何の本であったか忘れてしまいましたが(-_-))

「子どもに期待ではなく、応援をしましょう」

期待されると、一時的には頑張るかもしれません。でも、そのうちにどんどんプレッシャーとなり、重くなってきます。プレッシャーというストレスを感じると、本当のその子の実力は出せなくなります。

しかも、期待というのは、期待をする側(親側ですね)の価値観の押し付けなんです。

反対に、応援に対しては、自然にありがとう。という気持ちが湧いてきますよね。

感謝の気持ちは、心のコンディションを整えます。その子の力が充分に出せる状態です。

子育ては、子どもの幸せのため。

子どもが自立して、日々に幸せを感じながら生きていくことが、目的。

親は、親側の期待を押し付けることなく

その応援をすればいいのです。

こう考えると、子育てはシンプルです。

Vision心理カウンセリング
セラピールーム・ソラ
https://cocoro-sora.net
心理カウンセラー、ライフコーチ
Author : 石原さわこ

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